うだるような暑さに体力が奪われる夏。ネット上では例年、暑さにやられてしまったように見えるこんなモノの画像に注目が集まっている。


こちらは、過去に投稿された三角コーンの画像。しゃんと立っているはずの三角コーンが生気を失ってしまったかのように、ぐにゃりと折れ曲がっている。

こうした光景は、たびたび話題になる。今年の夏も、暑さのせいなのか大ダメージを受け、原型をとどめていない三角コーンの画像が注目を集めている。

「あり得ないし、あってはならない」

いまツイッターで話題の三角コーンの画像は、道路の側溝部分に被せられたグレーチング(格子状の溝蓋)に赤い三角コーンと見られる物体がドロドロに溶けてしまっているもの。

投稿は13万件以上のリツイート、35万件以上の「いいね」が寄せられるなど、大きな注目を集めている(2019年8月20日18時現在)。この画像にネット上では、

「高温で溶けてしまったのか・・・。この夏はそれだけ異常な暑さということか」
「カラーコーンが過労コーンに」
「暑さで溶けてしまったの?」

といった声が上がっている。

はたして、こんなことは本当にありえるのだろうか。三角コーンやバリケードなどの保安用品や工事用品などの品目を取り扱う石井マーク(大阪市北区)の石井達雄代表取締役は8月20日、Jタウンネットの取材に、

「日光に当たってそうなることは、あり得ないと思います」

と断言。道路側溝に被せられている金属製のグレーチングといえど、日光だけで三角コーンが溶けてしまうほどの高温になることはないという。

しかし、通常屋外で溶けてしまうようなことはないとしつつも、

「排気ガスの熱で溶けてしまうことはあり得ると思います」

と説明。車から発せられる排気ガスなどでコーンが高温となり、溶けてしまうことはあり得ると話した。

また、三角コーンの素材によって傷みやすさに違いがあるという。

石井マークで取り扱っている三角コーンを同氏が調査したところ、一般的に見られる三角コーン(ポリエチレン樹脂)より高速道路などで使用されている塩化ビニル樹脂で作られたコーンの方が長年使用した際にへたってしまうことがあり得るとした。

ただ、日本より暑い国でも問題なく三角コーンが使用されているそうで、日本の気候で三角コーンが溶けてしまうようなことは、

「通常はあり得ないし、あってはならない」

と強調した。