ドラマ『TWO WEEKS』(フジテレビ系)で三浦春馬さんが演じるのは、白血病を患う娘の存在で父性に目覚めるストーリーです。「母性」に比べて「父性」は聞き慣れない人が多いかもしれません。12星座界の父性が強い男性を星座ランキングで紹介しましょう。

■第1位 山羊座男性……背中で語る昭和の父親
 12星座界きっての真面目キャラですから、義務感や責任感も人一倍です。そんな山羊座男性がもしお父さんになったら、父親として果たすべき義務や、子どもに対する責任は絶対にまっとうするでしょう。といっても過干渉することはありません。それよりも、さながら昭和期の父親像のように、背中で語るイメージ。毎朝きっちりとネクタイを締め、真面目に通勤し、家族を養う姿を見せることで、子どもたちへの義務や責任を果たすのです。

■第2位 牡羊座男性……ダメなものはダメと厳しく諭す
 悪いことはハッキリ悪いと諭すのも、父親としての重要な役割です。最近は子どもを叱ることのできない親御さんも増えているかもしれませんが、牡羊座男性はあくまでも強気です。正義感の強い星座ですから、子どもが間違った行動をとった際には、厳しく躾けるでしょう。その瞬間は、「お父さん、怖い」と思われるかもしれませんが、自分がどう思われようと気にしません。立派な大人へと成長させるには、アメだけでなくムチも必要だと知っているのです。

■第3位 乙女座男性……自立のため手に職をつけさせたい親心
 親は先に死ぬものと、乙女座男性の子育てスタイルは実に現実的です。いつまでも親として面倒を見てあげることは不可能と、ポジティブに割り切っているのでしょう。そのため、子どもの成人や自立に備え、親を頼らずとも生きていけるよう「段取り」を整えます。具体的には、将来食べていくに困らない習いごとをさせるなど、これまた現実的。手に職をつけさせたい親心で、習いごとの送り迎えにも積極的に協力するでしょう。

 第4位の獅子座男性は、「獅子の子落とし」に則った子育てスタイルです。ライオンが子どもを谷に落とし、這い上がってきた者だけを育てるように、子どもにあえて高いハードルを課すことで、成長を促します。第5位は、水瓶座男性。詩人・金子みすゞの名言「みんなちがって、みんないい」に則った子育てスタイルです。子どもの個性を尊重することが第一と考えています。

 第6位は、天秤座男性。抜群の社交性を活かし、「家族ぐるみのお付き合い」を通して、身内以外の他者とどう関わるか、ごく自然に学ばせるスタイルです。第7位の射手座男性は、アウトドアが大好き! 家の中でゲームばかりしているような子どもにはさせまいと、積極的に外へと連れ出します。

 第8位の蠍座男性は、極端な性格なので、場合によっては過保護になることも……。妻から「かまい過ぎ!」と指摘されることもあるでしょう。第9位は、牡牛座男性。安全第一主義なので、これまた過保護になりがち。公園のジャングルジムだろうと、三輪車から二輪車へのデビューだろうと、心配でハラハラしっぱなしです。

 第10位は、魚座男性。家から一歩出たらいくらでも厳しい現実が待っているのだから、せめて家庭では思う存分甘やかしたいという考えなのでしょう。第11位の双子座男性は、放任主義。余程のことがない限り、干渉することなく、傍らから見守っているでしょう。

 そして第12位は、蟹座男性。男性であっても、父性より母性が優先的に作動します。母親に厳しく躾けられた子どもの「逃げ場」ポジションが自分の役割と認識しているのです。仮に子どもが悪さをしても、自分だけは最後の最後まで味方する、無償の愛を注ぐでしょう。

 父性も母性も、我が子を守りたいと願う部分は共通しています。父性の場合は、そこにより社会性や常識を伝えていく認識が強いです。母性だけではなく、父性あってこそ、子どもは立派に育っていくのでしょう。
(菊池美佳子)
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