[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2019年7月8日放送の「仰天コロンブス」のコーナーでは、幼稚園などに広がる草履についての話題を取り上げていました。

番組のアナウンサーが金沢市内の幼稚園へ取材に行ったときに、園児が皆、草履を履いており不思議に感じたそうです。いったい、どうしてなのでしょうか。


草履は大事?(画像はイメージ)

成長過程の重要アイテム

金沢市内の伏見幼稚園では、お昼ご飯の後に園児が草履を履いてドッジボールをします。

裸足教育の一環として草履着用を始めたのですが、風邪を引きにくくなったなどの効果を感じているそうです。

金沢市彦三町の「山善」では、オリジナルのスクールサンダルを扱っており、30もの園に卸しています。衣替えの時に足もサンダルにする学校もあるそうです。

石川県立大学の宮口和義教授によると、草履を着用させると、足の指に力が入り自然と足が鍛えられ、土踏まずができたり、姿勢がよくなったという結果が出たそうです。

鼻緒をつまむことで指先に力が入り、走る力がつき、投げる球も早くなったという結果も出たとのこと。

園児の頃から足裏をしっかりさせておくことで、5年後、10年後に差が出るのではないかというお話でした。

また宮口教授は、姿勢が悪くなり、筋力が落ちてくる高齢者にこそ転倒防止、筋力増強などに草履を履いてほしいと言っていました。

成長過程や健康に重要なアイテムとなりそうな草履。これは、店頭から草履がなくなる前に買いに行かなければなりませんね。。

(ライター:りえ160)