オードリーの春日俊彰が、長年住んだ阿佐ヶ谷のアパート「むつみ荘」から近々引っ越す予定であると、『FLASH』(光文社)および同誌のウェブサイト「SmartFLASH」に報じられている。これを受け、ネット上では「むつみ荘、引っ越しちゃうのか」「次は誰が住むんだろう」「博物館的に永久保存してほしいわ」といった声が聞かれた。

 春日は今年4月、長年交際していた女性にプロポーズし、翌5月に入籍を果たした。やはり、新生活を始めるにあたって、新たな物件に引っ越しを考えているようだ。「むつみ荘」は春日がブレーク前から住む家賃3万9000円の風呂なしアパートであり、あまりにも有名になりすぎたため、さまざまな逸話がある。

 まず、場所が知れ渡りすぎているため、近所の小学生が頻繁に訪れるほか、地方から修学旅行で来た中高生にとっても見学ルートになっている。ファンからの年賀状やファンレターもアバウトな住所だけで届くようだ。

 「むつみ荘」はさまざまな「家ロケ」でも使われる。大家さんも気楽に応じてくれるため「家ロケNG」がなく、テレビ局としては使いやすいようだ。『水曜日のダウンタウン』(TBS系)では、漫画にあるシーンを再現するべく、体で体当たりしてドアを破るシーンを元大相撲横綱で格闘家の曙が挑戦した。早朝に「むつみ荘」のドアを叩く曙により壁が破壊されていく。春日は脇の窓から覗いて、「曙さん、何やってんすか」と驚きの様子だった。こうしたロケが繰り返されるため、すでに春日の隣の部屋は、事務所とテレビ局の資材置き場として押さえられている。

 さらに、この場所はオードリーの無名時代の思い出の場所である。オードリーと言えば、『M-1グランプリ2008』(テレビ朝日系)で準優勝を果たし、ブレークを果たす。その前の無名の新人時代である2005年ごろには、10名ほどのファンを春日の自宅アパートに招いての「小声トーク」を題されたライブを行っていた。オードリーは『オールナイトニッポン』(ニッポン放送系)のレギュラーを長年務めるなど、フリートークの名手として知られるが、その萌芽はすでに新人時代からあったのかもしれない。

 春日と言えば「むつみ荘」といったイメージもあっただけに、引っ越しを残念に思うファンも多そうだ。