吉本興業のお笑い芸人が反社会的勢力の会合に参加した“闇営業”問題で19日、吉本はお笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之とのマネジメント契約を解消したことを発表した。

 先日、吉本興業は公式サイトで、芸人が会合で受け取った報酬の金額を公表。宮迫は100万円、亮は50万円、それとは別に暴力団関係者との会合に参加したスリムクラブの真栄田賢と内間政成はそれぞれ7万5000円だった。

 また、関わった13人全員が報酬を税務申告していなかったため、12日までに修正申告。参加した会合が特殊詐欺グループなどだったこともあり、同社は消費者保護に取り組む2つのNPO法人に、報酬に相当するとみられる計300万円を寄付したことも発表していた。

 「闇営業に参加した芸人たちは6月末から謹慎中だが、とりあえず、報酬が10万円以下の芸人たちについては早い段階で復帰させようという動きになっていた。宮迫は関係各所に自分のことを差し置いて復帰を働きかけていたというが、新たな闇営業が発覚しクビになってしまった」(芸能プロ関係者)

 おそらく、宮迫以外の芸人たちの復帰は吉本の劇場でのライブになりそうだが、その後、“受け皿”となりそうなのがあのテレビ局だというのだ。

 「吉本の芸人も数多くのレギュラー番組を持っているAbemaTVです。資金力が豊富なので、ギャラも民放各局には劣りません。闇営業芸人たちは地上波ではスポンサーの反応が気になるので復帰させられません。それに比べてAbemaは女性問題でクビになって芸能界に復帰したものの、いまだに地上派がNGと言われている極楽とんぼ・山本圭壱がレギュラーを持っているぐらいですから」(テレビ局関係者)

 Abemaで堂々と光営業できそうだ。