京都アニメーションのスタジオが放火された事件で、19日夜、病院で治療を受けていた男性1人が死亡し、この事件で亡くなった方は34人となった。容疑者は取り押さえられた際、「小説を盗んだからやった。社長を呼べ」などと叫んでいたという。警察は会社に対して、一方的に恨みを募らせていた可能性もあるとみて調べている。NHKニュースが報じた。

警察は、放火や殺人などの疑いで捜査を進めている。容疑者は京都アニメーションで仕事をしたことはなく、小説を出版するなどした事実も確認されていないとのこと。

容疑者確保時、近くにいた男性は「やけどしていた男に水をかけて救助していた際、男は『殺す』、『パクりやがって』と叫んでいた。その後、駆けつけた警察官が『大丈夫か。立てるか』との声をかけると、『触るな。おれの作品をパクりやがったんだ。社長を呼べ。社長に話がある』と怒った様子で言っていた」と話した。

アニメ会社放火 男が会社に一方的に恨み募らせた可能性も(NHKニュース)