【AFP=時事】マレーシアで15日、双頭のカメが生まれているのが発見され、保護活動家らの目を引いた。しかしこのカメは、生後2日で死んでしまったという。

 カメは15日、ボルネオ(Borneo)島のマレーシア領沖に浮かぶマブール(Mabul)島にある巣の中で見つかった。他にもふ化したばかりのアオウミガメが90匹以上いたという。

 動物保護団体「スキューバジャンキーS.E.A.S(Scuba Junkie S.E.A.S)」 の海洋生物学者は、「右の頭が右の前ひれを、左の頭が左の前ひれをコントロールしているようだ。それでも動きを合わせて、歩いたり泳いだりすることができる」と報告していた。

 また同団体代表は、「われわれはこれまで、ふ化したばかりのカメ約1万3000匹を施設から放流してきたが、このような(双頭の)カメはこれまで見たことがなかった」とコメントした。

 しかし野生動物保護当局の獣医師がAFPに語ったところによると、カメは17日に死んでしまったという。

 同医師は、死因はまだ分かっていないとしている。ただ「うまく泳げなかったため、いずれワシに捕まってしまっただろう」として、このカメが野生で生き続ける可能性はほぼ皆無だったと述べた。

【翻訳編集】AFPBB News