ジュビロ磐田は17日、ガンバ大阪からMF今野泰幸を完全移籍で獲得したことを発表した。新天地での背番号は「2」。

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 今野は高校卒業後の2001年にコンサドーレ札幌へ入団。2004年にFC東京へ移籍すると、8シーズンプレーした後、G大阪へ移籍。2014年にはチーム史上初となる“国内三冠”達成に貢献するなど、G大阪の一時代を築いた。さらに日本代表としても、2003年のワールドユース、2004年のアテネオリンピック、2014年のブラジル・ワールドカップ出場など豊富な経験を誇っている。

 36歳で迎えた今シーズンはJ1リーグで10試合(第19節終了時点)、ルヴァンカップでは5試合に出場していた。

 一方の磐田は今シーズン、リーグ戦で4勝5分10敗と苦戦が続き、現在16位に低迷。残り半分を切ったシーズン後半の巻き返しへ、経験豊富なベテランに白羽の矢が立った。

 今野はG大阪の公式サイト上で以下のようにコメント、古巣のファン・サポーターへ別れを告げた。

「夏のタイミングで移籍する事は考えてはいませんでしたが、ジュビロからオファーをいただいて、流れに身を任せたらあっという間に移籍することになりました。シーズン最後までみんなと戦いたかった気持ちはものすごくあったし、迷惑をかけてしまうので本当に悔しいし、チームメイトのみんなと別れるのは寂しいですが、でも、プロの世界なのでこういうことはあると思って、なんとか切り替えて、ジュビロ磐田で活躍できるように頑張りたいと思います。サポーターの皆さんには、今年なかなか自分の良いパフォーマンスをお見せすることができなくて、残念に思っています。最後のお別れもできなかったですが、ずっと応援してくれたことは一生忘れません。本当に7年半、いつも応援してくれてありがとうございました。」

 また、新天地となる磐田の公式サイト上で以下のようにコメントしている。

「夏に移籍するのは初めての経験ですが、早くチームに溶け込むように努力して、すぐにでもチームの力になれるように、そしてジュビロの目標達成に貢献できるように全力を尽くしたいと思います。これからよろしくお願いします」