日本代表の主将としてコパ・アメリカに出場した柴崎岳。ロシア・ワールドカップでも見せたクレバーなプレーぶりに、改めて脚光が当たっている。

 ただ、スペイン紙『MARCA』が、「コパ・アメリカで活躍したが、来季のヘタフェの構想に入ることはないだろう」と報じているように、クラブでの立場は良いとは言えず、今夏の移籍が濃厚だと見られている。

 その柴崎について、メキシコのプーマスが熱心に獲得を目指していると言われていたが、どうやら移籍が実現する可能性は低いようだ。
 
 現地時間27日、プーマスの番記者を務めているブライアン・シールズ氏は、自身のSNSで、「シバサキはプーマスのドアを叩かない」と投稿し、その理由として「彼を獲得するだけの資金はない」と指摘した。

 さらに、現地局『Televisa Deportes』のレポーター、アロンソ・カブラル氏も同じタイミングで自身のSNSを通じ、ファンからの柴崎に関する質問をふたつ取り上げて回答。「シバサキは本当に来るの?」という問いには、「彼は来ません!」ときっぱり否定。さらに「どのくらいの金額なら来てもらえる?」というクエスチョンにも、「いくら用意しても、彼は来ない…」と返している。

 また、現地メディア『ESPN』デジタル版のレポーター、マック・レセンディスさんは「プーマスが彼を獲得するという明確なソースは無い。ある関係者が、彼がチームに加わることはないと保証した」と自身のSNSで発信している。

 柴崎の新天地はメキシコ以外になるのか? コパ・アメリカの奮闘ぶりを見れば、獲得に動くクラブは少なくないだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部