日本マイクロソフトは6月25日、パートナー企業と連携する新たな施策「MPN for Industry パートナープログラム」を発表した。

同プログラムは、参加パートナー企業各社と連携して、各業種における最適な方法で、デジタルトランスフォーメーションの実現を支援することを目的とする日本独自の施策。マイクロソフトのクラウド上で提供される各業種に最適化されたソリューションを提供するパートナー企業を対象としている。

現在、延べ92社が同プログラムへの参加を表明しており、まずは金融、流通、製造、ヘルスケアの4業種においてプログラムを開始する。

プログラムでは、パートナー各社向けに、Microsoft AzureベースのAIやIoT などを活用した、業種毎に最適化したソリューションをリファレンスアーキテクチャとして提供する。

また、リファレンスアーキテクチャをベースとしたパートナー企業におけるサービス開発、技術者の育成のほか、販売施策やマーケティング活動の共同展開、差別化した新規ビジネス開発など、デジタル トランスフォーメーション実現に向けた支援なども行う。

パートナー企業は、プログラムで提供される各業種に最適化したリファレンスアーキテクチャを活用することで、サービス開発期間の短縮や、開発・運用・保守コストを削減できるという。