沖縄付近の梅雨前線が北上し、梅雨のない北海道や梅雨明けまじかの沖縄を除いて、連日雨の日が続きそうです。梅雨入りが遅れている近畿・中国・四国・九州北部では、この雨で梅雨入りをしそうです。
図は10日先の7月5日までですが、今月19日から始まった16日先までの予報では、誤差が大きいものの6日以降も雨が続くところが多く、名古屋では10日まで続く予報です。
雨が続く場合は、土中に水分が多く含まれるようになり、がけ崩れなどの土砂災害が発生しやすくなります。加えて、現在フィリピンの東海上を熱帯低気圧が北上中で、前線を刺激して大雨となる可能性がありますので警戒が必要です。

(気象予報士・饒村 曜)