「天海さんはいつも差し入れでみんなをもり立ててくれました。たとえばお気に入りのクレープ店に交渉して、スタッフごと連れてきてくれたんです。その場でクレープを作ってくれるので、共演者やスタッフは大喜び。そのほかにもお気に入りのポップコーンを持ってきてくれたことがあって、現場にはつねに甘い香りがしていましたね」(ドラマ関係者)

6月下旬の夜、都内のクラブで天海祐希(51)主演ドラマ『緊急取調室』(テレビ朝日系)の打ち上げが行われていた。“キントリ”の愛称で親しまれている人気シリーズで、シーズン3となった今作。その人気は健在で、平均視聴率13%超えを記録。今期NO.1に輝いた。そんな絶好調の陰には、“座長”である天海の強い求心力があったという。

「天海さんは“飲みニケーション”を通じて、共演者やスタッフとの絆を深めていました。撮影があった3カ月間で、5回も飲み会があったんです。これほど頻繁に誘ってくれる現場なんて、そうはありません。そこで悩みを聞いてくれたり、明るく鼓舞してくれるので現場の雰囲気は最高でした。実は今回の打ち上げも、天海さんが『2次会まで全員が参加できるように、1次会も早めに始めましょう!』と提案。当初の予定よりも1時間前倒しして会をスタートしたんです」(芸能関係者)

さらに驚くことに、この前日にも打ち上げが行われていたというのだ。

「打ち上げ当日は共演者やスタッフだけでなく、いろんな関係各所の人たちが参加します。ただそうなると、現場の仲間たちと話す時間がどうしても短くなってしまいます。天海さんはそれを気にして、前日に“プレ打ち上げ”を計画。そこで支えてくれた仲間たちをねぎらってくれました。そんな気遣いができるからこそ、みんな『天海さんについていこう!』と一丸となっています」(前出・芸能関係者)

2夜連続の打ち上げで、さらにメンバーとの“鉄の絆”を築いた天海。テレビ局の上層部もさらに期待を寄せているようだ。

「実は、早くもシーズン4の話が出ているんです。出演者がみんな超多忙なので、なかなかスケジュール調整は難しいと思います。しかしこれまでも2年ごとに新シリーズを出しています。そのため、上層部も『次は2021年の再結集を目指したい!』と意気込んでいますね」(テレビ朝日関係者)

この調子だと、“キントリ旋風”はシーズン4も続きそう!