俳優の岡田健史が15日、都内で開かれたファースト写真集「鼓動」発売記念イベント前の囲み取材に登場し、撮影時のエピソードや20歳を迎えての抱負、自身の魅力などを語った。

 有村架純主演ドラマ「中学聖日記」(TBS)でデビューし、幅広い女性ファンの心をつかみ“大型新人俳優”と期待される岡田。同写真集は、ドラマ終了後すぐに渡米したロサンゼルスと日本で撮影しており、先月20歳を迎えた岡田の10代最後の素顔を余すことなく活写。発売前に重版が決定したことでも話題になっている。

 岡田は「心身ともに成長が著しい10代の頃に撮れたのは貴重で、いい写真集になったと自負しています」と話し、「90点以上」と好評価。撮影のために1か月ほど自分を追い込み、鍛え上げた肉体も披露しているが、それについては「恥じらいはなかったです」と言いつつも「75点です」と控えめに自己採点した。

 同写真集には、17歳、19歳、21歳の異なる自分が登場することから、「まだ通ったことがない年齢(を表現すること)は難しいけど、じゃあできないのか? と言われたら、そんなことない! と言いたい」と撮影前の心境を明かし、「映像にもつながるような役へのアプローチの仕方を学ばせていただきました」と役者としての糧を得られたことに満足そうな表情も見せた。

 また、20歳を迎え「お酒を飲める」と喜ぶと、誕生日になかなか手に入らないことで有名な幻の焼酎をプレゼントしてもらい、父親と飲んだことを告白。いつか一緒に飲みたい相手を問われると「同郷の大先輩のタモリさん。芸能界ってどういうところですか?(と聞きたい)」と希望した。さらに、学生時代に男友達がピアノを弾いているのを見て「かっこいい」と思ったことから、「ピアノを習いたい」と意欲も見せていた。

 そんな岡田はチャームポイントを聞かれると、父親譲りだという「わし鼻」と回答。約73万人のフォロワーを持つInstagramに自身の画像を掲載すると、コメント欄にファンから「わし鼻がいい」と書かれることを打ち明け「親に感謝です」とはにかんでいた。(取材:錦怜那)

岡田健史ファースト写真集「鼓動」(2,000円+税)は発売中