凍ったパック豆乳をセットしてすりおろすだけで、雪のようにふんわりした豆乳かき氷が作れるかき氷メーカー「スノーデザート 雪花」が2019年6月20日(木)から登場します。豆乳本来のほんのりとした甘さがあるのに、低カロリーで豆乳独特のくさみもない新感覚デザートが作れるだけでなく、市販のジュースやフルーツを凍らせてオリジナルデザートを作ることも可能とのこと。そんな「スノーデザート 雪花」が編集部に送られてきたので、実際に使ってみました。

スノーデザート 雪花 | スペシャルサイト | タカラトミーアーツ

https://www.takaratomy-arts.co.jp/specials/yukihana/

ヘルシーで、ほのかな甘さの“シャリふわ”体験。豆乳がまるっと一本かき氷に!『スノーデザート雪花』6月20日(木)新発売!

(PDFファイル)https://www.takaratomy-arts.co.jp/company/pdf/R_SnowDessertYukihana.pdf

2018年、SNSを中心に豆乳を冷凍庫で凍らせるだけで作れるやみつきアイスが大流行しました。





しかし、実際にパック入りの豆乳をそのまま凍らせるてみると、カチコチになってしまいスプーンで食べるのがなかなか大変だというのがよくわかります。



「スノーデザート 雪花」は、かき氷感覚で凍った豆乳をすりおろすだけなので手軽で、しかも雪のようにふんわりした食感のかき氷になります。以下のムービーを見ると、「スノーデザート 雪花」で簡単に豆乳かき氷を作っている様子が確認できます。

タカラトミーアーツ「スノーデザート雪花」で豆乳かき氷を作ってみた - YouTube

◆外観

「スノーデザート 雪花」の外箱はこんな感じ。



内容物は本体のほかに2種類のトレーと取扱説明書です。



小皿のようなトレーは、本体の下にセットして、かき氷の受け皿として使います。



四角いトレーは、200mlパック以外のドリンクを凍らせてオリジナルのかき氷を作るのに使用します。



スノーデザート 雪花の本体はこんな感じ。本体の基部には……



こんな感じで金属製の刃がついています。



本体上部のプレスユニットはこんな感じで取り外すことが可能。



プレスユニットはばねの力で伸縮します。





筒状のブリックケースには、こんな感じで200mlの豆乳パックがスポッと入る形状をしています。ここに凍らせてからパックから取り出した豆乳を入れて……



プレスユニットをセット。



すりおろすような要領でブリックケースを左右にスライドさせると、豆乳かき氷が作れるというわけです。



◆かき氷を作ってみる

実際に豆乳かき氷を作るために、200mlパック入りの豆乳を買ってきました。ポイントは、凍らせる前に以下の画像のようにパックの横の折り込みを立てることです。



立てて凍らせると、豆乳の成分が沈殿したたまってしまうことがあるので、横向きに寝かせた状態で冷凍庫に入れます。



一晩ほど冷凍庫に入れて凍らせたら、最初に立てておいた折り込みをはさみで切り落とします。



次に、パックの上面をはさみで切り落とします。



すると、上面が開くので……



上面のどちらかをめくると、凍った豆乳を取り出すことができます。



というわけで、実際に凍った豆乳で豆乳かき氷を作ったのが冒頭のムービーです。

タカラトミーアーツ「スノーデザート雪花」で豆乳かき氷を作ってみた - YouTube

豆乳パックをブリックケースの上でひっくり返すと……



凍った豆乳がブリックケースの中に入ります。



次にプレスユニットをブリックケースにセット。



ぐぐっと押し込みます。



プレスユニットのフックをロックします。しっかりとロックできていないと、ばねの力でプレスユニットが飛び上がってしまうので注意が必要です。



あとは本体の基部を固定しつつ、ブリックケースを左右にスライドさせると、豆乳が削られてかき氷になるというわけです。力はそれほど必要ありませんが、あまり速くブリックケースを動かそうとすると空振りしたり、材料が刃に引っかかって止まったりしてしまうので、大工がかんなをかけるようなイメージでゆっくりと大きく動かすのがポイントです。



トレーが一杯になったら、器に移し替えます。



200mlパック1本で、だいたい小鉢4杯分くらいの豆乳かき氷を作ることができました。



一口食べてみると、ふんわりとした豆乳かき氷が舌の上で雪のように溶けて、豆乳本来のほんのりとした甘みが口の中に広がります。凍るほど冷えているおかげか、豆乳独特のくさみはほとんど感じないので、「豆乳のくさみが苦手」という編集部員も普通のかき氷のように食べることができました。



雪花の公式サイトにアクセスすると、豆乳で作るデザートレシピが紹介されているのを見ることができます

スノーデザート 雪花 | スペシャルサイト | タカラトミーアーツ

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というわけで「雪花ジャパニーズ豆乳抹茶氷」を作ってみることにしました。用意した材料は、凍らせた「豆乳飲料 抹茶」・フルーツグラノーラ・きな粉・粒あん・生クリーム・ミントの葉・黒蜜です。今回は生クリームの代わりに缶入りのホイップクリームを使います。



豆乳かき氷と同じ要領で凍った「豆乳飲料 抹茶」をかき氷にしたら……



クリームと粒あんをのせます。



あとは、きな粉をふりかけてミントを添えたら完成です。かき氷自体に色がついているおかげで、見た目はお店に出てくるレベル。



抹茶の香りがあわさった豆乳の味わいに、あんこの上品な甘さがベストマッチ。生クリームの濃厚なコクのおかげで、抹茶味のアイスクリームのような味わいを楽しむことができました。豆乳飲料自体にも甘さがありますが、より甘みが欲しい人は黒蜜をかけるのもオススメです。



また、付属の四角いトレーを使用すると、200ml入りパック入りの飲料以外のドリンクも凍らせてかき氷にすることが可能。ただし、「水だけを凍らせた氷」や「アーモンドなどのナッツ類」、またはこれらに匹敵する硬さになるものは、刃が欠けてしまうため使用できないので注意が必要です。



トレーにイチゴを詰めて……



牛乳をトレーの内側のラインまで注ぎ入れます。



次に、トレーから牛乳がこぼれないよう注意しつつ、冷蔵庫に入れます。



一晩ほど冷蔵庫で凍らせたのがこれ。



そのままでは取り出せないので、トレーの外側に水をかけて中身を少し溶かします。



トレーから取り出してみるとこんな感じ。



かき氷にしたのがこれ。凍らせた牛乳だけでなく、冷凍イチゴもふわふわのかき氷になりました。



これだけでは甘みがないので、練乳をトッピング。凍らせて「スノーデザート 雪花」にセットして、本体のブリックケースを左右に動かすだけで簡単にオリジナルの冷たいデザートを作ることができました。



使用後は分解してすべてのパーツを洗う必要があります。まず基部の端を指で押し上げると……



取り外すことが可能です。



あとは本体のレール部分からブリックケースを取り外すことで分解することができます。



◆まとめ

いろんな味のかき氷を楽しもうと思うとシロップやトッピングをそろえる必要があり、少量だけ作ると大量にシロップが余ってしまう……という事態になりますが、「スノーデザート 雪花」は200mlパックの豆乳があれば食べきりサイズでさまざまな味のかき氷が食べられるのがうれしいところ。豆乳や豆乳飲料は1本200ml当たり100kcalほどしかないので、ダイエット中でも罪悪感がなく、夜でも気兼ねなく食べられるのがポイントです。さらにクリエイティビティを発揮したい人にも対応しており、付属のトレーを使うことで、豆乳以外のドリンクやフルーツを凍らせてかき氷にすることができる気分やシチュエーションに合わせた使い方ができそうでした。

ただし、どうしてもブリックケースと本体の基部の間にあるすき間から材料が少しずつ出てきてしまうのは難点です。飛び出た材料が凍っているうちは問題ありませんが、かき氷を作っている内に溶けてあちこちに飛び散ってしまうので、使用する際は滑り止めもかねてタオルなどを敷くのが無難です。



「スノーデザート 雪花」は2019年6月20日から全国の雑貨店などで販売される予定で、希望小売価格は税別3800円です。

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