今後は、デジタルビジネス人材の育成プログラムをさらに強化し、加えて海外拠点の拡大も図っていく予定だ。 日々革新するIT業界において人材の確保は必至だが、採用に悩む企業も多い。

 アクセリアの「crash.academy」は、ITエンジニアのための動画配信サイト。会員は情報感度が高いITエンジニアばかりだ。そしてこのほど、企業向け新サービス「企業PRムービー」が追加された。

 同サービスは、社内のエンジニアによる自社説明を動画で撮影し、企業PRに活かすサービス。同じエンジニアの視点から企業の持つ技術や魅力を紹介するため、企業がどのような技術を求めているのかが伝わりやすく、エンジニア採用の現場において顕著なミスマッチが起きにくい。また、動画を用いることで、文章だけでは伝わらなかったより多くの情報を伝えることができるため、さらに深い企業理解へとつながる。

 今後は外国人エンジニア向けの英語対応や、ユーザー自身が動画をアップロードできる求人サービスを展開予定。 グローバルビジネスを展開する企業は、英語をただ話せるだけでなく、ビジネス上で活かせる人財となるよう、育成に力を入れる必要がある。

 日本経済新聞社とフィナンシャル・タイムズ(FT)の共同出資会社、日経FTラーニングの「Excedo(エクセド)」は、グローバルビジネスで求められる様々なスキルを“英語で学ぶ”オンライン型研修プログラムだ。これは、動画コンテンツや講師とのビデオ会議などを通して、グローバルビジネスで必要なコミュニケーションスキルや異文化対応力を学ぶ人財育成プログラム。対話型の研修で能力を高める独自の手法「エクセドメソッド(TM)」を取り入れており、現実のビジネスシーンで起こりうる課題に取り組むという実践的なものだ。企業からは、コース内容の質の高さやマイクロラーニングの使いやすさが好評。

 今後は受講者のモチベーションを維持するための機能追加、他国でのサービス展開などを予定している。