LAギャラクシーのFWズラタン・イブラヒモビッチは、自身にふりかかる批判を“ごはん”と称して“食べてしまう”と語った。30日に『スカイ』が伝えている。

 37歳の元スウェーデン代表FWは昨年3月からメジャーリーグ・サッカー(MLS)に挑戦中。LAギャラクシーで“背番号9”を着用し、29日のスポルティング・カンザスシティ戦でも1ゴール1アシストの大活躍でそのカリスマ性を発揮してみせた。

 しかし暴君っぷりは相変わらず。先月29日のレアル・ソルトレイク戦ではDFネドゥム・オヌオハの後頭部を左手で鷲掴みし、そのまま後ろに倒してイエローカード。ロッカールームでもオヌオハと口論をしていた。さらに11日のニューヨーク・シティ戦では、背中に衝突してきたGKショーン・ジョンソンに対してイブラヒモビッチが右手で首を掴んでしまった。

 ニューヨーク・シティ戦の数日後、イブラヒモビッチは2試合の出場停止処分に。立て続けに起きた悪行にメディアも否定的な報道を続けていた。

 ただ、自らのプレーで、そしてその腕っぷしで欧州を制してきたイブラヒモビッチは意に介さない。「批判はいたるところにある。俺は好きだよ。朝食だね。その後にランチとしても平らげる」と軽口を叩いた。

「6試合連続でいい感じに来た後、悪い時期が続いてしまい、4試合連続で負けてしまった。こういうことはあってはならない。俺らの目標はトップ4に入ることじゃない。NO.1になることなんだ」

「7位(プレーオフ出場圏内)には興味がない。俺は1位にだけ興味がある。そのために俺らはプレーしているんだ」

 現在、LAギャラクシーはウェスタン・カンファレンスで2位に位置している。