トップレベルへの未練があるロッベン、自身の新天地について熟考中

 今季限りでバイエルンを退団する元オランダ代表MFアリエン・ロッベンは、新天地が注目されている。

 オランダのサッカー専門誌「Voetbal International」に対し、希代のウインガーは「私の未来に関する選択肢は、4つのカテゴリーに分けられている」と答えたという。

 バイエルンに10年間在籍したロッベンは昨年末に今季限りでの退団を発表。アジアのリーグや米MLS(メジャーリーグサッカー)への参戦、地元オランダへの帰還が噂されてきたが、35歳となった今でも第一線で活躍ができると、惜しむ声が挙がっている。

 さまざまな噂が流れるロッベンの動向に関して、「Voetbal International」誌がインタビューを実施。その内容を受け、ドイツメディア「FUSSBALL TRANSFERS」はロッベンが4つの選択肢を挙げたと詳報している。

「私はヨーロッパ圏外、例えばアメリカや日本などへ冒険に出ることができる。続いて、ヨーロッパで常に頂点に立てることについて考えた。さらに、オランダへの帰還についても考えた」

 日本を含めた具体的な新天地候補を明かしたロッベンは、まだトップクラスで活躍できると自己評価しているようで、「今シーズン初めのテストで、私はチーム内でもベストプレーヤーの1人だった」と分析。トップレベルに身を置くことへ未練を残しているようだ。

 アメリカ、日本、オランダ、ヨーロッパのトップクラブ、4つの選択肢のなかでロッベンは悩んでいて、「その選択は特別で難しい」と回答。自身の将来に関しては熟考中のようで、自分自身でもまだ答えが見つかっていないようだ。(Football ZONE web編集部)