ドルトムントからの期限付き移籍で加入 サポーターからは引き留めの声

 ベジクタシュの日本代表MF香川真司が、自身の公式インスタグラムで“惜別メッセージ”を発表した。

 ドルトムントから今季終了までの期限付き移籍で加入していた香川は、ベジクタシュで14試合出場4得点。去就が注目されるなかでのメッセージ発表に、海外メディアも反応している。

 ベジクタシュは現地時間25日にカスムパシャとのリーグ最終節を終え、今季が終了した。それに伴い香川の今後にも注目が集まっていたが、香川は自身のインスタグラムを更新し、ベジクタシュのサポーターへメッセージを発信。サポートを感謝するとともに、「来季は新たなチャレンジに向かう」と綴ったことで、大きな反響を呼んでいる。

 この投稿に対し、コメント欄では「どうか残ってくれ」「まだ整理がつかない」というショックを受けたベジクタシュサポーターの言葉や、移籍が報じられたフェネルバフチェのサポーターからの加入を熱望するメッセージなどが寄せられていた。

 さらにトルコをはじめとした海外メディアも反応。トルコメディア「Skor」が「ベジクタシュにとって“最初の別れ”は香川真司」と報じると、同じくトルコメディア「Fanatik」は「香川のベジクタシュでの冒険は終了」との見出しで伝えている。

 また、ブラジルメディア「Torcedores」は「その未来は不確定」として、今後の可能性に言及。「契約を1年残すことから、日本代表はドルトムントに戻ることが予想される。しかしドイツでのアイドルは、ルシアン・ファブレ監督の下で満足な出場機会を得られておらず、新戦力の補強もあったため、再びローンあるいは完全移籍で放出となる可能性もある」と指摘している。

 来季に向けた動向には多くの海外メディアも注目している。果たして、香川はどこで来季のスタートを迎えることになるのだろうか。(Football ZONE web編集部)