レアル・マドリーで構想外になっていると噂されているギャレス・ベイル。今季最終戦でも出場機会を与えられなかった。

そんな彼の発言が話題になっているようだ。『AS』によれば、29日にオンエアーされる『BT Sport Films』のスポーツドキュメンタリーでこう述べていたという。

ギャレス・ベイル

「プロのアスリートとして、特にチーム環境にあれば、ゴルフやテニスでのように自分自身のタイムスケジュールを選択することはできない。

基本的には僕らはロボットみたいさ。

どこにいるべきか、いついるべきか、いつ食べなくてはいけないか、いつコーチに報告しなければいけないかを説かれる(命令される)。

まるで、ある意味で自分の自由を失っているようさ。

自分でしたいことやしたい時を決めることはできない。

そういう意味では、人々がなぜそう言うのか完璧に理解できる。

でも、その一方、フットボールのキャリアはとても短いので、そういうことを犠牲にしなくてはならないとも思う。

子供の時は頭のなかはそれほど進んではいない。ただ友達とプレーして笑うことができる。

プロになると、あらゆるプレッシャーや期待があり、自分について人々が常にネガティブなことを言う。

そして、子供の時の感情を失うんだ」

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これは、SNS時代に生きる今のアスリートたちは24時間監視されており、自分の人生を取り戻すのは引退した後になるのではという話題のなかで出た発言のようだ。