仲よしの女友達が、笑顔で発した言葉に「あれ…?」となったことってありませんか?

ほめているみたいだけど、けなされたようにも感じるとか、後で思い出したとき、なんとなくモヤッとするとか。それは相手が繰り出したマウンティング技にかけられたせいかもしれません。

残念ながら、優位に立ちたがる女性はどこにでもいるようです。今回は、20〜30代の女性が浴びせかけられた強烈なマウンティング発言をご紹介しますね。

■結局、彼氏自慢ですよね?


最初の被害者は、29歳の会社員Hさん。彼女の友達が発した信じられない一言とは…?

「学生時代から仲のいい4人で月に一度女子会を開いています。今までは全員フリーだったのですが、最近メンバーの1人に彼氏が。すると途端に彼女が『恋人がいるのは面倒くさい』アピールをするようになりました。
食事中も、スマホをチラチラ見ては『は〜またアイツからだ、ヤキモチやきなのよねぇ』とため息。『女同士の集まりだからって何度も伝えてるのに、男がいるんじゃないか疑っててしつこいの。みんなはいいなぁ、独り身で。私も誰にも心配されず気軽に飲みに行ったりしたい!』と愚痴られました。これ、彼氏がいないことをディスられてる?」

「じゃあ別れたら?」の一言を飲み込むのが大変、とのことでした。もう伝えてもいいんじゃないかと思いますが、それはそれで「ひがみ?」と思われそう…。

「へぇ〜大変ねぇ」なんて持ち上げておいて、心の中で「何言ってんだか」と毒づいてやりましょう!

■恋人がモテるアピールにイラッ


続いてのケースは25歳のYさん。化粧品会社に勤めています。彼女は職場の仲間にこんなことを言われたのだとか。

「職場で人気の先輩と交際し始めた同僚が、相談があるというので聞いてみると『○○ちゃんも□□さんも狙ってたらしいってウワサを聞いたから申し訳なくて…。
かっこいい人が彼氏なのって、つらいよ。ごめんね、そう言われてもピンとこないだろうけど』と。私がイイ男と付き合ったことがないとでも言いたいの?」

確かに、第三者が聞いても決して悩んでいるふうには思えない内容。下手に出るふりをして、実は自分のほうが優位だとアピールする、マウンティングの上級テクと言えそうです。

天然を装って「え?〇〇ちゃんなら、結婚を前提に付き合ってる人がいるらしいよ」などと、相手の発言を全否定するのもいいかもしれません。

■セレブ婚と言いたいだけでしょ?


最後にご紹介するのは、営業職のMさん(34歳)。彼女の友人は、最近エリート商社マンと結婚したそうです。

「久々に友達と会ったら、開口一番『やっぱりあなたは、なんだかキラキラしてる!』って。どうして?と聞くと『この年でシングルだと、後がないから1人で生きていく、みたいな覚悟ができてる感じ。誰にも頼らない!と気合いが入ってるから輝いてて素敵。
それに比べて私は、エステやデパートや習い事に行くだけの毎日。人生になんのハードルもなくて、張り合いがないよ』と言い出したんです。これ、ほめてないですよね?」

結構充実しているように感じるのは、筆者だけ?ただ結婚は、した後の努力が大切と言われます。果たして5年後も同じセリフを言えるのか…見ものですね。そんな相手には「そうなの!ほんっと毎日楽しくて!」とリア充アピールが効果的かも。

■口ではほめて、心の中で舌を出す


「あ、私マウンティングされてるな…」と感じても、決して張り合ってはいけません。彼女たちは自分が優位であるのをアピールすることでしか、幸せを感じられないだけなのかも。

適当に「わ〜すごいね〜!」と流しておいて、自分の情報は極力明かさないようにしましょう。大丈夫、精神年齢はあなたのほうがずっと大人です。