東武鉄道 日光線 幸手駅(埼玉県幸手市中1)の自由通路整備・橋上駅舎整備工事が完了し、3月17日始発列車から新駅舎に。

新駅舎は鉄骨造2階建て。駅事務室、旅客用(男・女・多機能)トイレなどで構成。

設計は東日本総合計画、施工は河本工業。

この新たな東西自由通路と橋上駅舎で、これまで改札口がなかった駅西口からアクセスでき、東西に行き来できるようになる。

外観は、幸手を代表する景勝地 権現堂桜堤の桜をアクセントカラーに桜色のタイルで桜吹雪をイメージしたデザインに。

自由通路エレベーター部分の窓には意匠照明を整備し、夜間LED照明により市の四季の花(桜、紫陽花、曼殊沙華、水仙)の色合を表現。

また駅舎駅名サイン部に壁面緑化を整備。幸手市の豊かな自然・環境との調和を意識した駅舎に仕立てた。

さらに内装は、宿場町の印象を取り入れ埼玉県産木材(秩父杉材)を使用。幸手宿の面影を表現。日光街道 幸手宿は、将軍家による日光社参の道 日光御成街道との結節点で、自由通路の床面タイルには、日光街道や御成道の日本橋から日光までの29の宿場名を表示している。

幸手駅 新駅舎を記念し、記念きっぷも

この幸手駅 新駅舎 供用開始を記念し、「幸手駅橋上駅舎東西自由通路完成記念きっぷ」も発売。

発売額は150円。発売期間は、3月16日〜4月15日。売り切れ次第終了。発売枚数は500枚。発売場所は幸手駅。

幸手駅から150円区間の片道乗車券がつく。