ソニーは2月1日、2018年度3月期第3四半期連結業績概要を発表。Q3(10〜12月)の売上高は前年同期比10%減となる2兆4018億円。営業利益は同7%増となる3770億円でした。また1H(4〜12月)では営業利益が同1%減の6兆5381億円となりました。
セグメント別では、PS4などのゲーム事業が好調を維持。一方で、モバイル向けイメージセンサーの不調などで半導体部門が減収となったほか、ソニー生命の減収による金融事業の減収が足を引っ張りました。
モバイル・コミュニケーション事業でも不調が続きます。
スマートフォン「Xperia」シリーズの販売台数は前年同期比で「半減」となる180万台に。売上高も4割減少し、営業利益は155億円の赤字となっています。欧州や中南米に加え、日本での販売不振が響いているとのこと。
また、モバイル・コミュニケーション事業の今年度の業績見通しについては、売上高を200億円下方修正。営業利益については昨年10月時点の予想を据え置いています。
▲Xperia販売は400万台から180万台に半減(前年同期比)、日本でも販売不振だという