【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子が31日発表した2018年10〜12月期の連結決算(確報値)によると、本業のもうけを示す営業利益は10兆8000億ウォン(約1兆570億円)で、前年同期比28.7%減少した。四半期ベースで過去最高となった前期比では38.6%減少。それでも18年通期は58兆8900億ウォンと、2年連続で過去最高を記録した。このうち半導体事業が44兆5700億ウォンで、営業利益全体の75.7%を占めた。

 

 10〜12月期の売上高は59兆2700億ウォンで、過去最高だった前年同期比で10.2%、前期比も9.5%、それぞれ減少した。通期は過去最高となる243兆7700億ウォンと集計された。

 通期の当期純利益は44兆3400億ウォンだった。17年に続き18年も売上高と営業利益、当期利益がそろって過去最高を更新した。