何気ない日々を過ごすことが愛おしい。長澤まさみ、30代を迎えたからこそ思う幸せ
10代から主演女優という冠を背負い、女優業を邁進してきた長澤まさみ。さぞプレッシャーを感じてきたのではと思いきや、「すべてはいい経験でした。女優を辞めたいと思ったことはありません」と語る。凛とした佇まいと力強い語り口に嘘はない。
インタビューでも肩ひじを張らず、自然体。こちらを優しい瞳で見つめ、ひとつひとつの質問に「うんうん」とうなずきながら、まるで友人と会話をするように自分の思いをまっすぐに伝えてくれる。女優・長澤まさみは、等身大で生きる魅力的な女性であった。