昨夏には休暇期間を無断で延期して音信不通で、最終的に一次キャンプでは不在となり、アウグスブルクから罰金処分を受けていたカイウビー。しかし今回に関しては、少なくともカイウビーからの報告はあり個人的な理由とのことだが、しかしそれでもマネージャーを務めるシュテファン・ロイター氏は「今回のキャンプでは参加しないとみている」ことを明かした。

 具体的な理由については特に明かされてはいないが、どうやら生まれた長男の下を訪れている模様で、今回の件に関する判断を予想するには難しいところ。ただ基本的にロイター氏は、これまでにもチームの結束力の重要性を幾度となく強調しており、1年前にはダニエル・オパレを出場停止に。そのため1年前の夏も無断で母国滞在するなど不祥事が相次ぐ30才のウィンガーについては、場合によっては厳しい判断が下される可能性もあるだろう。

 その一方でボランチのラニ・ケディラが、練習中に行われたアンドレ・ハーンとの対人戦にてアキレス腱を負傷、そのまま練習中弾を余儀なくされた。ただ第一印象としては、大事には至ってはいない模様。ちなみに後半戦初戦デュッセルドルフ戦は累積警告により出場停止処分となっている。

 また左サイドバックのマックス・フィリップについては、感染性胃腸炎を患ったためにキャンプには帯同しておらず、後からの合流の可能性も指摘されていたのだが、他選手への感染を防ぐことも考慮して、どうやらこのままドイツにとどまり調整をはかっていくことになりそうだ。