今月16日に公開された映画『人魚の眠る家』の大ヒット御礼舞台あいさつが、28日の都内で行われ、主演の篠原涼子西島秀俊、そして、主題歌を任された絢香も登壇。劇中に使われた「あいことば」をフルコーラスで歌い、感動に引き込んだ。

そのパフォーマンスの他に、篠原に対しても、大きな拍手が沸き起こる場面があった。

それが始まったのは「今朝に入ったばかりのニュースをご覧になりましたか?」と司会者が問いかけたところから。「ここにいる篠原涼子さんが、第43回・報知映画賞の主演女優賞を受賞されました。おめでどうございます!本当にたまたま、今日の発表で良かった」と紹介。祝福しようと拍手が大きくなった。

受賞につながったことについて篠原は「こんな人間がもらっちゃっていいのかな…。恐縮して申し訳ないというか…、でも、心の中では、凄く嬉しいです」と素直な気持ちも表した。

▼ 受賞を知り「ぶっ倒れ…倒れそうに」と慌てて言い直した

篠原涼子、西島秀俊


その吉報はマネージャーから伝えられたそうで「ぶっ倒れ…倒れそうになるくらいビックリしました」と慌てて言い直し、「いけない、いけない、ぶっ倒れそうって言いそうになった。45歳にもなるのに言葉使いが悪いですね」と照れて、笑いを取った。

個人で評された演技賞は「生まれて初めてです。まさか私が賞をもらえる立場になるなんて、思っていなかったです」と謙遜した。

また、夫である市村正親に伝えた時の様子については「皆さんも想像つくと思いますが、裏表がない人なので、あたかも自分がもらったかように喜んでくれて…。それを見ていると『違う、違う、私が獲ったんだけど』と言いたくなるぐらい、凄いテンションで喜んでました」と細かい度合いまで伝えた。

篠原は、改まって「こんな言い方をすると、チョットいい人ぶっているように聞こえるかもしれませんが、心の底から、皆さんの賞だと思っています。私が代表になって頂かせてもらいました」と口にし、周りへの感謝を示していた。

▼ 映画『人魚の眠る家』大ヒット御礼舞台あいさつより

(左から)西島秀俊、篠原涼子、絢香



篠原涼子、絢香、西島秀俊



篠原涼子、絢香



篠原涼子



絢香



西島秀俊


▼ 映画『人魚の眠る家』予告映像


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映画『人魚の眠る家』 - 公式WEBサイト