絶対に食べておきたい大分の人気豚骨ラーメンをご紹介。自分好みの最高の一杯を求めて、ラーメン巡りを楽しもう!

【写真を見る】らぁ麺まる月 / 「まる月らぁ麺」(800円)

■ 麺からチャーシューまで完成度の高い自信作「トラの夢」

大分の「一骨家」の元店主が手がける。豚骨のなかでも特に旨味の強い頭骨を強火で16時間炊き上げ、旨味たっぷりのスープに仕上げる。見た目はこってりだが、くどさがあまりなく、女性人気も高い。小麦粉3種で作る麺は、コシが強く歯切れがよい。

「真空低温熟成チャーシューメン」(1000円)には、鶏のムネ肉をカットし、真空状態で低温熟成したチャーシューをふんだんに盛り付ける。さっぱりした味付けなので、こってりとしたスープと見事に合う。

[トラの夢]大分県大分市森町633-5 / 090-7464-9235 / 11:30〜23:00 / 水曜休み

■ スープにハマるもっちり中太麺「らぁ麺まる月」

沖縄の「麺神まるよし」で修業した店主が営む「らぁ麺まる月」。自慢は豚骨、鶏ガラ、魚介のスープで、特に魚介は2種の煮干しとサワラ節を使い、独特の風味を演出。豚骨でこってりかと思いきや、鶏と魚介の味が徐々に効いて奥深いスープがクセになる。

「まる月らぁ麺」(800円)は、もちもちの平打ち麺がスープに合う。肩ロースのチャーシュー、柚子メンマ、味玉などトッピングも豪華。生唐辛子をはじめとする薬味で、味を変えるのもあり!

[らぁ麺まる月(つき)]大分県大分市金池南1-8-27 1階 / 097-545-1280 / 11:00〜14:30(LO)、17:00〜20:30(LO)※スープがなくなり次第終了 / 日曜・祝日休み 

■ 11種あるラーメンで勝負!「馬力屋 明野店」

ライスが進む全11種のラーメンが魅力。イチオシは、チャーシューや燻製玉子など具材をのせた「馬力スペシャル」(750円)と、背脂&ガーリックを使用する「特濃厚ラーメン」(700円)。テーブルにある5種の調味料で、味変するのもおすすめ。

「ラーメン」(600円)は、注文数No.1を誇る人気商品。深みのある濃厚な豚骨スープと、モチモチの自家製麺のコンビが見事。豚の肩肉を大きくカットしたチャーシューが、インパクト大!

[馬力屋(ばりきや) 明野(あけの)店]大分県大分市東明野1681-548 / 097-552-2288 / 11:00〜24:00(LO) / 無休

■ 福岡発大分育ちの純豚骨「丸優ラーメン 元町本店」

“幻のラーメン”といわれる福岡の「丸八ラーメン」で修業し、1995年に店を構える。大分県民の口に合うように試行錯誤を繰り返したスープは、豚の頭骨など120kgを投入し、強火で約12時間炊く。丁寧な下処理と熟練の技が生む味わいだ。

客の大半がオーダーする看板メニューは、「チャーシューメン」(1000円)。赤身6と脂身4の割合にこだわった豚バラ肉を使うチャーシューが、たくさんのる。丼から完全にはみ出すほどのボリュームに驚きだ。

[丸優(まるゆう)ラーメン 元町(もとまち)本店]大分県大分市元町3-3 / 097-547-0020 / 11:00〜13:30ごろ(※売り切れ次第終了) / 不定休

■ 呼び戻しスープで作る濃厚さ「一骨家」

こってりの限界を極めた一杯は、ラーメンファンを虜にする。継ぎ足しながら煮込み続ける“呼び戻しスープ”に、独自の比率で新鮮なスープを加え、濃厚でありながらもスッキリしたスープが完成。炭火で一枚ずつ炙るチャーシューの薫香がアクセントに。

採算を度外視した豪快なラーメン「チャーシュー麺」(950円)が人気。厚くカットした甘辛いチャーシューが、丼の大半を埋め尽くす。見た目のインパクトと、満腹確実なボリュームを兼ね備えている。

[一骨家(いっこつや)]大分県大分市畑中8 ビクトリーハイツ1階 / 097-546-5586 / 11:00〜24:00 / 水曜休み(九州ウォーカー・九州ウォーカー編集部)