野菜をたっぷり使った料理でも、味付けが濃いと、ついついご飯を多く食べてしまったり、お酒が進んだりするものです。濃い味より薄味になれることもダイエットには重要。嗜好優先の食事ではなく、望ましい食生活を心がけるようにしましょう。
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カラダに与える影響
■カロリーオーバーから太りやすくなる
味付けが濃い分、ご飯やパンといった主食を多く食べてしまい、カロリーオーバーになりやすくなります。炭水化物の摂りすぎは、中性脂肪を増やし肥満の原因に。
■むくみが起こりやすい
塩分がカラダの中に多くとどまると、それを薄めるために水分が体内に多くたまり、カラダがむくみやすくなります。
■味覚が鈍感になる
濃い味ばかり食べていると、素材本来の味がわからなくなります。
■病気を発症する可能性がある
塩分の摂りすぎは高血圧を引き起こす要因になります。また、高血圧になると、循環器疾患や生活習慣病を発症する恐れがあります。
濃い味から薄い味に慣れる方法
■よく噛んで味わう
よく噛むことによって、ゆっくり素材そのものの味を楽しむことができます。また食欲を抑制する効果も期待できます。
■冷めないうちに食べる
温かいものが冷めると味を感じにくくなり、塩や醤油を足しがちに。冷めないうちにおいしくいただきましょう。
■外食は控えめに
外食や出来合いの食事は、ほとんどが濃い味付けになっています。減塩をするならば、家で作った食事のほうが効果を期待できます。
■塩やしょうゆなどの調味料を控える
いきなり薄味に慣れることは難しいので、少しずつ調味料を控えていくことが大切です。だんだんと味覚が正常になり、素材そのものの味を楽しめるようになりますよ。
人間の味覚は「慣れる」ことができます。こうした工夫を加える事で、少しずつ薄い味付けに慣れていきます。まずは、週に1〜2回でも、薄味の物や油脂類が少ないメニューを食べるようにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
「あすけんダイエット - 栄養士が無料であなたのダイエットをサポート(www.asken.jp)」
[文:あすけん 管理栄養士]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
外部リンクココカラネクスト