18歳ウィリアムソンが今度は衝撃のダンクを披露

 米バスケットボール界で超巨漢の新星が、今度は衝撃的なダンクで魅せた。デューク大の201センチ、129キロのザイオン・ウィリアムソンがシュートのリバウンドを跳躍しながら、そのまま叩き込んだのだ。圧巻のプレーを米放送局「ESPN」公式ツイッターが動画を公開。規格外のプレーに「人間じゃない」「若き化け物」とファンからは続々と驚愕の声が上がっている。

 18歳のルーキーにとって、デューク大でのデビュー戦。カナダのオンタリオ州ミシサガで行われたライアソン大との一戦だった。第1クオーターには驚異的な跳躍力での“ハエ叩き”ブロックでも驚かせたウィリアムソンが、またまたスーパープレーで見る者の度肝を抜いた。

 第2クオーター、32-24と8点リードの場面。味方の3ポイントシュートは決まらなかったが、ウィリアムソンは跳躍しながらリバウンドを確保すると、そのままの勢いで左手でリングにたたきつけるようにダンクを決めたのだ。まるで一人だけ時間が止まっているような、異次元のプレー。ものの違いをまざまざと見せつけた。

 プレーを公開したESPNのツイッターには、驚きの声が届いている。

「この体格とスピードじゃ、誰も止めることができない。まず最初に枠に行くからね」
「この子はスペシャルな選手になる」
「若き化け物」
「こんなん人間じゃないでしょ(笑)」

 もはや、称賛と同時に呆れるようなコメントもつけられていた。

指揮官も絶賛「彼はとても個性的。ボールの扱いが実にうまい」

 デューク大の学生新聞「ザ・クロニクル」電子版では、「R.J.バレット&ザイオン・ウィリアムソンのデューク大新人コンビ、カナダツアー開幕戦で圧巻のプレー」と題し、もう一人の黄金ルーキー、R.J.バレットと合わせ2人の活躍を紹介している。

「6フィート7インチ(約201センチ)、285ポンド(約129キロ)のルーキーは、スピードと身体能力を生かしてオフェンスで圧倒。その体格ゆえに向けられた疑念をあっさりと消し去った」

 規格外のサイズを誇りながら、スピードも持ち合わせるウィリアムソンのプレーを称賛しつつ、同大学の指揮を執るマイク・シュシェフスキ監督のコメントも紹介している。

「彼はとても個性的だ。ボールの扱いが実にうまく、低い位置からでも、高い位置からでもボールを持つことができる。彼にとって大きかったのは、3ポイントシュートを決めたことだね」

 指揮官も手放しで褒める黄金ルーキー。大学デビュー戦で圧倒的な存在感を発揮し、順調な道のりを歩み始めたようだ。(THE ANSWER編集部)