ヴィッセル神戸が6人目となる外国籍選手の獲得を発表した。8月8日、神戸は、カタールのアル・ドゥハイルSCからDFアフメド・ヤセルが期限付き移籍で加入することが決まったと発表した。
カタール代表でもある24歳のヤセルは、Jリーグ史上初のカタール人選手となる。昨季はアル・ドゥハイルSCからスペイン2部のクルトゥラル・レオネサに期限付き移籍し、6試合出場・1得点という結果で、1月には再びカタール・スターズリーグへ戻り、アル・ラーヤンへ期限付き移籍していた。
「Jリーグ初のカタール人選手として、ヴィッセル神戸のような素晴らしいクラブの一員になれたこと、本当に嬉しく思っています」とクラブ公式サイトを通じてコメントしたヤセルは、前述の通りチーム6人目の外国籍選手となるが、神戸にはこの6人の外国籍選手全員が同時にピッチ上に立つ可能性があるのだ。
神戸には外国籍枠選手として、昨季から所属する元ドイツ代表FWのルーカス・ポドルスキのほか、今季移籍加入したブラジル人FWのウェリントン、そして今夏鳴り物入りで加入した元スペイン代表のアンドレス・イニエスタがいる。アジア枠では、3年目を迎える韓国人GKのキム・スンギュが在籍。さらに、出場制限のない提携国枠の選手として、タイ人DFのティーラトンが今季開幕前にムアントン・ユナイテッドからの期限付き移籍で加入しており、計5人の外国人選手が在籍し、全員が同時にピッチに立つ可能性を有していた。
そして今回、Jリーグとの提携国であるカタール国籍のヤセルが加入したことで、神戸はJリーグのルールに則ったうえで、6人の外国人選手を同時に起用する権利を得たことになる。チームの過半数が外国人選手で占められれば、Jリーグでは初めてのシチュエーションが誕生することとなる。
ヤセルは8月8日にチームに合流しているが、果たして11日のホーム磐田戦での出場はあるのか? 磐田戦では吉田孝行監督が怪我から復帰したポドルスキの起用を示唆し、この試合からイニエスタの復帰も確実。キム・スンギュ、ティーラトンはチームにとって不可欠な存在となっているだけに、あとはヤセルが出場すれば……。ポドルスキ&イニエスタの共演が注目される一戦で、日本でもJリーグ発足以来、初めての衝撃的な光景が見られるかもしれない。
PCMAX
スポーツトピックス
サッカーランキング
- 1
群馬、社員が交通事故により意識不明の重体「一刻も早い回復を祈る」
- 2
横浜FC、誹謗中傷投稿者との示談成立を発表「節度ある言動をお願いいたします」画像あり
- 3
神戸が“サッカー界のお祭り男”槙野智章の完全移籍加入を発表!「新しい挑戦が出来る事にワクワク」画像あり
- 4
【インタビュー】なぜNOVAがJ3岩手の経営権取得? 稲吉社長に直撃画像あり
- 5
千葉vs岡山 試合記録
- 6
J3降格の鹿児島、相馬直樹氏がGM兼監督に就任! 昨年5月までは大宮を指揮画像あり
- 7
福岡DF小田逸稀が第2・第3腰椎横突起骨折で全治6週間
- 8
「ガムを噛むとサッカー選手としての能力が上がる」…J2・鹿児島で実験したロッテが発表画像あり
- 9
湘南FW石井久継が涙ながらに明かした過去。親友の想いを背負い、“ふたりで”駆け上がるプロの世界「『夢を叶えたよ』と報告をしました」画像あり
- 10
「やばいの決めてる」徳島MF西谷和希がゴラッソ、完璧なコースに突き刺した強烈ミドル弾に称賛の声!「マジで興奮」画像あり