猫背を気にする人は多いのでないでしょうか?なぜ猫背が気になるのか。一番は見た目ですよね。背中が丸まっていると、せっかく凛々しいスーツを着ていても少し見た目が残念になったり…

 今日はそんな猫背改善ができる、とっておきのお話です!

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 胸を張って背筋を伸ばす!これが良い姿勢でしょうか?自分が猫背気味だと認識すると、「胸を張って背筋をピーンと伸ばす!」という姿勢をしてしまいがちです。

 わたしも少し前まではこの姿勢が正しいと思って、ずっと意識することを心がけていました。でも、少しでも意識を抜いてしまうと元の姿勢に戻ってしまいますよね。また、猫背矯正ベルトを買った時期もありました。(笑)つけていると矯正ベルトのおかげで背中がピシッと張って、姿勢が良くなっているような感覚になりましたが、肩が普段よりも凝ってしまったような思い出があります(苦笑)

 実は、背筋を無理に伸ばすことが猫背を解決する方法で無いようなのです。

 本当の解決方法は、体の使い方、にあるのです♪

大腿骨でからだを支える

 人間が猫背になってしまうのは立っていだる時、座っている時です。寝ているときには猫背にはならないですよね(笑)当たり前ですが、もう一つ猫背にならない状態があります。それは膝立ちをしている時なのです。膝立ちをしている時は背筋がスッと伸びます。ぜひ試してみてください!

 いかがでしょうか。普段は猫背気味の人でも、自然な形で良い姿勢になれたと思います。

 それではなぜ、膝立ちだと姿勢が良くなるでしょうか。

 膝立ちの姿勢だと、自然と大腿骨に体重が乗り身体を支える姿勢を作るんです。逆に少しスネに体重をかけようとしてみると、身体が仰け反り、不自然な姿勢になると思います。このように、良い姿勢は骨が「自然と」立っている状態を指します。

 では立ち姿勢で、同じように自然と骨に体重が乗る状態を作るためには?

 意識をして欲しいのは、足裏のかかとに近い足裏1/5位に体重を置くことです。詳しくは、「スネ」の太い骨。この場所に体重を乗せます。スネの太い骨に全身の体重を乗せられたら、今度は全身の体重を思いっきり抜いてみてください。そして、自分の背筋を意識してみてください。

 スッと楽に自然に伸びていれば成功です。これが本当に「良い姿勢」です。

猫背のメカニズム

1.スネの太い骨を意識して体重を乗せ、正しい姿勢の立ち方をしてください。全身の力を抜くのを忘れないでください。

2.体重をかける場所を変えずにあえて猫背になろうとしてみてください。

 無理に首を前に曲げなければ猫背になれないはずです。正しい姿勢の立ち方の本質は、これなのです。さらに、座り姿勢の際も、骨盤に体重が綺麗に乗るのが座っている状態の正解です。

1.坐骨の位置をしっかりイメージして綺麗に乗ってください。お尻の骨を感じながら、微調整して試してください。

2.一番安定する位置を見つけたら全身の力を抜きます。

 背筋がスッと、楽に伸びていれば成功です。正座やあぐらでも理屈は同じです!

 正しい姿勢は、肩こり、首こり、肩こり、腰痛が改善されます。

[文:出張マッサージ ミラク 代表・齊藤麻由子]

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※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。