アルビレックス新潟は7月8日、渡邊凌磨のインゴルシュタット(ドイツ2部)からの完全移籍での加入内定を発表した。渡邊にとっては、初のJリーグ挑戦となる。
 
 現在21歳の渡邊は、前橋育英高時代に3年次の選手権で準優勝を果たし、年代別代表の主力を担う。2013年のU-17ワールドカップでは3ゴールを決めた。
 
 2015年に早稲田大に進学後、4月に日本高校選抜としてデュッセルドルフ国際ユースサッカー大会に参加。同大会で優秀MFに選出されたことで、海外クラブから関心を集め、同年9月にインゴルシュタットU-23に加入。翌年にはトップチームにも登録された。
 
 2017―18シーズンは、トップチームでは出場機会を得られなかったものの、4部リーグに所属するU-23チームで、28試合・6得点を記録している。
 
 並外れたテクニックが最大の持ち味の若手有望株が、J2で苦戦を強いられている新潟の救世主となるかもしれない。
 
 渡邊は新潟の公式HPを通して、以下のようにコメントしている。
 
「アルビレックス新潟に加入することになりました、渡邊凌磨です。アルビレックス新潟はJ1にいなければならないクラブだと思っています。シーズン途中からの加入となりますが、少しでもチームの力になって、昇格を目指してプレーしたいと思います。得点やアシストでこのチームに貢献できるように頑張ります」