6月1日の深夜、日本代表MF香川真司が自身のLINEブログを更新した。
水曜日のガーナ戦では後半頭から登場し、背番号10を付けて奮闘するも得点には絡めず。ワールドカップ最終登録の23枠入りに暗雲が垂れ込めていたが、晴れてメンバー入りを果たし、金曜日は午前中から取材対応等に追われていた。
ブログではワールドカップへの想いを赤裸々に語り、なにより後進であるサッカー少年たちへの熱意を吐露。「日本代表の試合を見て一人でも多くの子供たちが“スポーツをしたい!”“サッカーをやりたい!”と思えるようなそんな大会であってほしい。そんなワールドカップにしなくてはいけない」と、決意のほどを明かした。
メッセージの下部には、不死鳥のごとく翼を広がる香川のイラストを公開。およそ1か月前にボルシア・ドルトムントで復帰した際にツイッターで披露したもののサムライブルー版だ。そしてさらにその下には貴重な2ショット写真が……。なんと登場しているのはキングカズこと三浦知良。横浜FCのスーパーレジェンドは金曜日のチーム練習後に取材に応じ、「昨日(5月31日)の夜、シンジが家に遊びに来てくれて、僕の“落選”を慰めてくれました」と冗談交じりに語り、香川と再会したことを明かしていた。
屈辱にまみれた前回ブラジル大会から4年、さまざまな想いを胸に携えて、ロシアの地を踏む香川。以下が熱きブログの全文だ。
久しぶりにブログを書きます。
ブラジルでの4年前の悔しさ。
その悔しさがあったから、どんな事があってもこの4年間やり続ける事ができた。
自分がプロサッカー選手として歩んできた経験の中で本当に色々な事があったこの4年間。
ただ何よりも感じた事。
それは日本の代表として戦う事への誇りだと思います。
今回のワールドカップは僕にとって色々な意味がある大会。
4年に一度世界で日本代表として戦える事。
僕の目標でもありましたから。
今回ロシアワールドカップメンバーに選んで頂けた事。
本当に嬉しく思います。
僕を応援してくれるサポーターの皆さん。
支えてくれるSTAFFの皆。
僕に関係する数多くの関係者の方々。
そしてともにプレーする選手の仲間達。
皆さんがいるから僕がサッカー選手としてプレーできている事。
本当に感謝しています。
そして、スポーツの良いところ。
僕は数多くあると思っています。
今回のロシアワールドカップで、日本代表の試合を見て一人でも多くの子供たちが
スポーツをしたい!
サッカーをやりたい!
と思えるようなそんな大会であってほしい。
そんなワールドカップにしなくてはいけない。
僕はそう思います。
僕も小さな頃、
サッカーを見て、
憧れの選手がいて、
その選手の背中をずっと見てサッカーをしていました。
そんなサッカー選手 香川真司でありたい。
そう思います。
では今から代表に合流してきます。
頑張ってきますね。
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