こんにちは。フリーエディター&ライターのフルタアミ、33歳です。

「学歴も年収も肩書きも、何もかも満足できなかった……」。歳下のホタテくんと別れ、結婚を視野に入れた“本気の彼活”中!これまでのお話はコチラ

デートは楽しかったはず⁉ でも「その彼、ダメ男な気がする」と友達に言われる

「その彼、ダメ男な気がする」と、フリーランスのWEBデザイナーさんのことを評価したのは、私の友達K子。イケメンだけど、借金まであるどうしようもない歳下男と付き合っている彼女に言われたくない!と思ったけれど、逆にダメな男と付き合っているからこそ、この意見は素直に聞くべきなのでは?とも思いました。

ことの発端は先週末。予定通り、WEBデザイナーさん(彼との過去デートの話はコチラ)とルンルンで水族館デートに行き、その時間を「楽しいなぁ」と感じていたはずなんです。

まずは、その日のデートのことをさらっとお伝えします。

夜の19時。待ち合わせの時間に、1時間遅刻したにもかかわらず「全然、いいよー。本屋で本読んでたしー」と、穏やかな笑顔。この人「本当に優しいなー」って思ったところからデートがスタートします。

薄暗いムーディーな照明のせいもあったと思うのですが、水族館では、付き合ってる仲良しカップルみたいな雰囲気でした。水槽を覗き込んで、自然と顔が近くなったり、肩が触れたり、くっついたりしてもお互いに離れようとしない感じ? それと館内にある水槽を巡るわけですが、足並みが一緒なんですよね。歩くスピードとか、次の水槽にうつろうとするタイミングとか。途中から「このまま、付き合っちゃうのかなー」なんて、考えながら、魚を眺めていたくらいでした。

しかも「かわいい、このアザラシ」って、嬉しそうにしているWEBデザイナーさんが、本当にかわいくって。言い過ぎかもしれないですが、大学生みたいな見た目なんですよね。若いというか、年をとらない感じというか。

「うちで映画でも見る?」と言われたときは、私も同じ気分だった

1時間半くらい水族館を楽しんだあとは、「ご飯何食べよっか〜?」となりました。水族館のすぐ近くにはレストラン街があって、案内板を眺めながら、「ラーメンも美味しそうだけど、せっかく2人で晩ごはん食べるなら、他のものがいいよね〜」とWEBデザイナーさん。ここで「ラーメン行かない?」と言われたらテンションが下がっていたので、ちょっとホッとしました。

「あ、この近くに美味しい中華屋さんあるって聞いたんだけど、そこ行ってみない?」

と言ったのは私でした。たまたまグルメな仕事の先輩とそんな話をしたのを思い出したんです。LINEでやりとりしたのを引っ張りだして、食べログで場所を調べて、そこに行くことに。中華屋さんで紹興酒を飲みながら、餃子やら麻婆豆腐を食べて楽しく世間話をしました。

……で、そのあとはというと、

「どうしよっか〜?」と言われて、

「う〜ん、ちょっともう一軒行くほど元気はない感じだね」と私が言うと、

「うちで映画でも見る?」とWEBデザイナーさん。

(あ、そんな気分だ、私も)

と思いました。このまま家に帰るのは寂しい……。でも、水族館で歩き回って疲れていたこともあって、このあとどこかに行くのは、しんどい。てか、それよりも何よりも、この時は「まだ彼と一緒にいたい」と思ったのが一番でした。酔っ払っていたわけじゃないし、前回は飲みすぎて彼の家にお邪魔しちゃったけど、この日はまだ正気。映画見たら、タクシーで帰ってもいいわけだし、と、心を決めて彼のお家で映画を見ることにしました。

彼のお家に再度行って思ったのは、この部屋やっぱり好きだなぁっていうこと。飾ってある写真とかアートとかも、かわいいし、本棚にある写真集も、本人っぽくて素敵。このあと、コンビニで買ったビール片手に、彼と映画を楽しみます。

そしてそのまま、その日も結局、彼の家に泊まってしまったのでした。

彼といて楽しかったのか?翌日モヤっとした気持ちになってしまう……

「で、やったの?やってないの?」と、K子。

その翌日のことでした。このWEBデザイナーさんとの1日を友達のK子にダラダラ話すことになるのですが、それは私が次の日「なんだかなぁ」と、煮え切らない感情でいっぱいになってしまったからです。

前回のベンチャーさんみたいに、「女の子はレストラン感覚で、結婚相手は5つ星」みたいに、自分が恋人として入り込む道をいきなり閉ざされたような何かがあった(その時のベンチャーさんの話はコチラ)わけでもありません。

そんな“決定的な何か”があったわけでもないのに、モヤっとした気持ちでいっぱいになってしまって。それが気持ち悪くて、気持ち悪くて。K子に話を聞いてもらいながら、モヤモヤを整理する展開になったのでした。〜その2〜に続きます。

家でお酒飲みながら、男性とまったりと映画を見るなんて、久しぶりでした。でも、彼はどう思ってたんだろう?そこは気になります。