浦和レッズは1日、明治安田生命J1リーグの第5節でジュビロ磐田とアウェイで対戦。開始早々の8分に興梠慎三がPKで先制に成功するも、川又堅碁に2点を奪われ、1-2の逆転負けを喫した。この結果、浦和はクラブワーストタイ記録となる開幕5戦未勝利となった。

試合後、インタビューに応じた浦和の堀孝史監督は「前半、狙い通りの形からチャンスを作ってPKを得て、先制することに成功したが、悪い時間に失点してしまった。それとやはり、2失点目に関してはミスが出てしまったので、そういう勝負を決めるところで粘り強く戦うとか、そういうところでのミスを無くすとか、そういうことが必要」と試合を振り返った。クラブの公式サイトが伝えている。

そして、今後について「まだ戦いは続くので、しっかりと顔を上げて戦っていきたい」と話しつつ、現状の打開案について「しっかりと強い気持ちを持って、自分たちのやろうとしていることを続けていく。その中で質を高めていくということだと思っている」明かした。

また、この一戦でフル出場した日本代表DF槙野智章も「結果がすべてと受け入れなければいけないが、先制点を取った後のゲーム運びもよかった。自分達のミスでゲームを壊してしまったと思う」と述べた上で「負けたこと以上に、2点目を失ったときのピッチ上でプレイする選手の気迫が一気に落ちてしまったことが残念。チーム状況もあるが、どうにか耐え抜くメンタルや跳ね返すメンタルというものを、今後の連戦の中で出していかないとこのままズルズルといってしまう可能性がある。僕を含めて、チームが良い危機感を持ってやらなければいけない」と口にしており、“心の弱さ”を指摘している。

はたして、浦和は現状を打破する突破口を見つけることができるのか。同クラブは次節、7日にベガルタ仙台をホームへ迎え入れる。