連絡は全然マメじゃない。「LINEより電話で話したい」

続いて3問目。結婚するなら「まったくしゃべらない女性と、顔を合わせると24時間しゃべりっぱなしの女性」、どちらがいいですか?
これ、しゃべり続けている相手を無視してもいいんですか?(笑) 「黙れ!」って言ったら黙ってくれるんですかね?
そもそもそんなこと、言えるんですか?
いや、無理です(笑)。僕自身、家ではけっこうしゃべらないときもあったりして、気分にムラがあるんですけど…。仕事で疲れて帰ってきたのに「ねぇ、聞いて聞いて!」とか、こられても無理ですよね(苦笑)。いや、それでも黙っていられるよりは、しゃべり続けてくれたほうがいいのかな?
その心は?
相手も自分もどっちもしゃべらないとなると、何か空気が重くなっちゃうじゃないですか?
これは相手との関係性、信頼度などにもよりますね。まったく会話がなくても、お互いを理解して、深く愛し合っているカップルもいるでしょうし、しゃべりたいほうが勝手にしゃべるということで成り立っているカップルもいると思います。
そうでしょうね。僕自身、ワイワイするときもあるけど、しゃべらないときは本当にしゃべらないんですよ。お互いにそれを受け止められる関係性がいいですけどね。
写真集内では、これまでの恋愛に関するエピソードも明かされていますね。具体的に付き合い始めると、どんな感じなんでしょうか?
いままでの恋愛では、付き合い始めると僕のほうが疲れちゃうことが多かったんですよね。それはたぶん、その人の前で、その人にとっていい感じの自分を作っていたから。でもさっきも言ったように、やっぱり理想は、自分の気持ちのムラみたいなものを見せられる関係性がいいなと思います。
なかなか、素直に自分をさらけ出せない?
できないですねぇ…。この人の中にある、自分のイメージってこんな感じだろうな、と計算して出しちゃう感じです。
逆に相手がすべてをさらけ出してきたときに、それを受け止めることはできますか? 男性にはうかがい知れない、女性の一面も見えてくるかと思いますが…。
時を経て…ですかね(笑)。最初からいきなりすべてを見せられると「え? ちょっと…」となるかもしれないので。
では、相手との連絡はマメなほうですか? LINEやメールの返信とかは…?
全然、マメではないです。LINEをするなら電話で話そうって思います。既読がついて…とかそういうのもめんどくさいですし。いまの時代、みんな何かしら携帯を触ってるじゃないですか? そう考えると相手には「こいつ、絶対に気づいてるけど返信してこないな」と思われているんだろうなぁって。その謎の圧力が苦手なんです。
ご自身では、ちょっと誰かとやり取りしたいという、甘えたい、寂しがり屋な一面はないんですか?
普段はさっきも言ったように「めんどくさいなぁ」とか思ってるんですけど、勝手なものでオフの日とか家にこもっていると、コミュニケーションを取りたくなるんですよ。そういうときに限って、誰からも連絡ってないんですよね…(苦笑)。

芸能界で同じ価値観の人を見つけるのは難しい

続いて、一生の友達となるなら「ドタキャンばかりの友達と、嫉妬深い友達」、どちらを選びますか?
ドタキャンばかりのほうがいいですね。嫉妬深いのは嫌です! 実際に以前、嫉妬深いタイプの友人がいたんですけど、自然と疎遠になりましたね。
「嫉妬」というと、世間ではつい女性の嫉妬心ばかりをイメージしがちですけど、案外、男性も…。
そうなんですよ! 男性のほうが案外、嫉妬深いし、めんどくさいですよね?(笑) それならドタキャンされるほうがマシですね。常にあいつは来ないって前提で約束するようにします(笑)。
役柄でヒロインの“親友”という立場を演じることが何度かあり、何となく普段からそういうポジションのイメージがありますが…。
いや、心を開くまでにすごく時間がかかるので、“親友”という立場にまでたどり着くことがなかなかないんですよね。そもそも友達も少ないですし。本当に親友と呼べるのは、小学生の頃から付き合いのある、ごく限られた友人だけですね。
親友とそうではない友人では、やはり心の開き方が全然、違うんでしょうか?
わりと誰にでも「心を開いて自分を見せているよ」という感じに振る舞ってはいますけど(笑)、わがままや、ビシッと言いたいことを遠慮なく言えるのは親友だけですね。
そういう意味では、その親友の前での杉野さんと、それ以外の友人の前での杉野さんは、キャラが…。
全然違うと思います。だから、その親友と大学時代の友人を会わせたくないですね、違いすぎるので(苦笑)。この仕事を始めて、この世界で友達を作るってなかなか難しいことだなと思いますね。
杉野さんのように、じっくり、少しずつ相手との距離を詰めて友情を育んでいくタイプの人にとっては…。
毎回、現場で会う人は違うし、どうやって価値観の合う人を見つけるんだろう?って。いやぁ、友達が欲しいですね!(笑)

フォークやスプーンはまだない!? ひとり暮らし事情

続いての質問です。「夏場にクーラーのない部屋と、冬場にヒーターのない部屋」、住むならどっち?
夏場にクーラーがないのは…絶対に嫌ですね。というか無理です。寒さは大丈夫です。ホッカイロをね、貼るべき場所に効果的に貼れば、人間、寒さはしのげるんですよ。暑いのは死にますから!
実感がこもった言葉ですが…。
去年の夏、実際にエアコンが壊れてしまって。正直、修理を呼ぶのもめんどくさいし、なかなか時間もないしってことでしばらく放っておいたんですけど、7月の時点で干からびそうになって(苦笑)、「無理です!」って。窓を開けるにしても僕、仕事に支障が出るレベルで蚊に刺されるんですよ…。
いまはひとり暮らしですよね。これも写真集内のインタビューで語られているエピソードで、先輩の松坂桃李さんから電子レンジをプレゼントされたと。それまで電子レンジを持っていなかったってことですよね? ひとり暮らしを自分でアレンジしたいという気持ちは…?
したい気持ちはすごくあるんです。でも、オフになるとつい、映画を見に行ったり、本を読んだりして結局、生活のことが後回しになっちゃって…(苦笑)。いつも休みが終わってから「もっとやるべきことがあったな…。フォークとかスプーンをそろそろ買わなきゃ…」って思うんです。
フォークやスプーンがないレベルですか!? 実際、どうやって食事を?
コンビニでお弁当を買うとついてくるんで…(笑)。
ということは、自分で料理をされることは…?
ほとんどないですね。やらなきゃと思いつつ、どのタイミングで始めようかと探っているところです…って「タイミングを探ってる」って時点でダメですね…。決して(炊事が)嫌いではないし、やりたいんですけどね。
ひとり暮らしの中で大事にしていることやモノ、癒やしとなっている存在などは?
僕、現場に行くことが楽しいんですよね。逆に家にずっといると、鬱々としてきちゃってダメなんです。休みの日に、けっこう家にこもったままのこともあるんですけど、よくないですね。やっぱり、閉鎖された空間じゃなくて外に出ていかないと…。
なかなか難しいでしょうが、長いオフが取れたら、どう過ごしたいですか?
旅に出たいですね。日本国内でいいので。熊本とか行きたいです。祖母の家が近いし、温泉なんかに寄りながら…。
ローカル列車を乗り継いで、ゆっくりと九州まで行ったら楽しそうですね。
あぁ、それいいですね! 列車が渓谷の中を進んでいって、音楽を聴きながら本を読んで…。行きたいなぁ(笑)。
杉野遥亮(すぎの・ようすけ)
1995年9月18日生まれ。千葉県出身。O型。2015年に雑誌『FINEBOYS』(日之出出版)の専属モデルオーディションでグランプリを獲得。2017年、『キセキ ―あの日のソビト―』で映画デビュー。主な出演作品に、TVドラマ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)、『嘘の戦争』(関西テレビ・フジテレビ系)、『ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編』(日本テレビ系)。4月18日から『グッドモーニング・コール our campus days』、4月23日から『花にけだもの』(ともにフジテレビ系)が放送開始。2018年は映画『あのコの、トリコ。』、『きらきら眼鏡』、今冬に『春待つ僕ら』が公開予定。

書籍情報

杉野遥亮ファースト写真集『あくび』
3月30日(金)発売
価格:2,484 円(税込)

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今回インタビューをさせていただいた、杉野遥亮さんのサイン入りポラを抽選で2名様にプレゼント。ご希望の方は、下記の項目をご確認いただいたうえ、奮ってご応募ください。

応募方法
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受付期間
2018年3月28日(水)12:00〜4月3日(火)12:00
当選者確定フロー
  • 当選者発表日/4月4日(水)
  • 当選者発表方法/応募受付終了後、厳正なる抽選を行い、個人情報の安全な受け渡しのため、運営スタッフから個別にご連絡をさせていただく形で発表とさせていただきます。
  • 当選者発表後の流れ/当選者様にはライブドアニュース運営スタッフから4月4日(水)中に、ダイレクトメッセージでご連絡させていただき4月7日(土)までに当選者様からのお返事が確認できない場合は、当選の権利を無効とさせていただきます。
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