飛行機の狭い座席では、ちょっとしたトラブルから事が大きくなってしまうこともあるようだ。このたびドバイからアムステルダムに向かう9時間のフライトで、乗客同士のトラブルにより飛行機が緊急着陸を余儀なくされたことを『Metro』『The Sun』などが伝えている。

今月初旬、ドバイからアムステルダム・スキポール空港へ向かっていたオランダの格安航空会社「トランサヴィア」でそのトラブルは発生した。ある男性客がオナラをし始めたため、隣に座っていたオランダ人の男性2名がオナラをしないよう彼に注意したという。しかしオナラは音を伴い、一向に止まる様子がなかった。

2人は「オナラを止めようとする努力さえしていない」と客室乗務員に訴えたものの、この男性に対しては何の対応も取られることはなかった。しかし時間が経つにつれ2人のイライラが爆発。キレた男性らは席を動かず平然と座っている男性と口論を始めた。これを受けて機内には厳重注意のアナウンスが流れるも、事態は悪化。ついに出発から約6時間後、機長はオーストリアへの緊急着陸を決めたという。

ウィーン国際空港に着陸後、オランダ人男性2名と同じ列に座っていたロッテルダム出身のノラ・Lさん(25歳)とその家族の女性2名が警察官に連れられて降機を余儀なくされた。ノラさんは「私たちまで巻き込まれてとんだ迷惑よ。客室乗務員が事を大きく騒ぎ立てているだけで、私たちは何もしていないわ」と憤慨している。

トランサヴィアのスポークスマンは、「我が社は乗客の安全を第一に運航しております。男性2名だけでなく、女性2名についてもこの件に関わっていたことが判明しており、トラブルを起こした4名においてはトランサヴィアの利用を一生涯禁止とします」と発表している。4人は逮捕を免れており、他の航空会社を利用してアムステルダムに向かったもようだ。

このニュースを知ったネットユーザーからは「この男性、なんらかの病気を抱えているんじゃないの」「最悪だね」「止められないものは仕方がないといえ、トイレに行くなどできなかったの?」などといった声があがっている。

飛行機で偶然隣り合わせになった人によって、空の旅が一瞬にして苦痛に変わってしまうことは珍しくないようだ。2016年には肥満男性の隣に座った弁護士が「機内での旅を台無しにされた」と航空会社を提訴していた。画像は『Metro 2018年2月17日付「Passenger drops farts so putrid pilot is forced to make emergency landing」(Picture: CEN)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)