メーガン・マークル(Meghan Markle)、マット・スミス(Matt Smith) photo : Getty Images

エリザベス女王を中心に、イギリス王室の人間模様を赤裸々に描いていることで注目を集めるドラマ「ザ・クラウン」。フィリップ王配役のマット・スミスがヘンリー王子とメーガン・マークルの婚約についてコメントしている。

11月末のヘンリー王子とメーガン・マークルの婚約発表以降、イギリスだけでなく世界中がお祝いムード! ヘンリー王子とメーガンの初公務にはたくさんの人が祝福のために集まっていたけれど、マット・スミスは違うみたい。

イベントに出席したマット。「メーガンのことを気の毒に思うよ。彼女の人生にとっては大きな変化だ。引き受けるのは大変なものだ。人生はもう彼女がこれまで知っていたものではなくなってしまう」とコメント。ドラマでフィリップ王配を演じたことで、ロイヤルファミリーとして生きる不自由さを疑似体験できたからなのかもしれないけれど……なんだか興ざめ。

マットもそれを感じたのか「でもそうだよ、メーガンはイギリスの王子と結婚するんだから。彼女にとってはワクワクすることだろうね」。イギリスのロイヤルファミリーに憧れるアメリカ人をからかっているようにしか聞こえないけれど、これもイギリス流のシニカルなお祝い……だと思いたい。これからメーガンもこんなトークに慣れていかなくてはいけないとなると、それは確かに大変かも。

text: Yoko Nagasaka