11月10日にブラジル戦を控える日本代表が同9日、会場となるスタッド・ピエール=モーロワでトレーニングを実施。冒頭15分のみ公開された。
 
 ブラジル戦に出場すれば、代表通算100試合出場を達成する長友佑都は、「普段とは変わらない。100試合というより、ブラジルと対戦できる喜びのほうが強い」という。
 
 誰もが認める世界トップクラスが相手となるが、「最初に彼らがボールを持った時のスピード感を肌で感じて、いつも間合いを決める。自分の間合いで勝負できるのが一番大事」と語る。
 
 チームとしては、「まずは守備。ブラジル相手にどれだけ守れるか」を強調する。ワールドカップ本番を見据えれば、「相手にボールを持たせて、しっかり守ってカウンターというサッカーになる」。それを考えれば、守備という土台が確立されていなければ話にならない。
 
「ネイマール、ウィリアン、ジェズスもいる。彼らのスピード感にどれだけ対応できるか」
 
 自身のメモリアルゲームで、個人としても、チームとしても、確かな手応えを掴みたい。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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