俳優・菅田将暉と声優・宮野真守が19日、劇場版アニメ『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の公開記念舞台あいさつを都内で行った。

今作で、声優初挑戦だった菅田は、宮野との共演を振り返った。

「宮野さんの声を聞いた瞬間に、(中学生の頃の)夏休みが風景が広がり、自転車でパァーッと走っていくような絵も見えてきて、凄かった」と驚きがあったと話し、ベテラン声優の能力を肌で感じたという。

「なので、アフレコ現場はとても楽しかったです」と改めて感想を伝えたが、突然「宮野さんの歯が綺麗。歯が本当に白くて、綺麗」と何度も繰り返し発言。宮野は「さっきから、そればっかり…」とお互い笑い合い、場を和ませた。

ヒロインの声は、話題作の出演が相次ぐ、女優の広瀬すずが担当。宮野は「僕も今回、二人から刺激を受けたことがあります」と話し、「ドラマの役者さんならではの"間の取り方"です。アニメ作品でありながら、リアルな感覚が浮き立っていたのです」と言い、「青春の思い出が、記憶から遠ざかっている年代の方にも見て欲しいです」とアピールもした。

このアニメは、1993年に制作された岩井俊二監督のテレビドラマ作品が原作。とある海辺の町が舞台となり、学生時代の夏休みに時間が巻き戻って、同じ一日を繰り返すという、少年少女たちのドラマが描かれている。

舞台あいさつには、原作者である岩井俊二氏と主題歌を担当したラップシンガーのDAOKO(だをこ)も登壇していた。

▼ (左から)宮野真守、広瀬すず、菅田将暉


▼ 宮野真守、広瀬すず、菅田将暉


▼ 広瀬すず、菅田将暉


▼ 岩井俊二氏、宮野真守、広瀬すず、菅田将暉、DAOKO


▼ 岩井俊二氏、宮野真守、広瀬すず、菅田将暉、DAOKO


▼ 宮野真守


▼ 広瀬すず


▼ 『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』予告映像


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劇場版アニメ『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』 - 公式WEBサイト