2月に神戸・横浜でのジャパンツアーを大成功におさめ、6月にはanan本誌に初登場して人気をさらったSEVENTEENが、今度はさいたまスーパーアリーナを超満員に! 今回もSEVENTEENらしさが随所に散りばめられた演出で、ファンの心をグッと掴んでくれました。「2017 SEVENTEEN 1ST WORLD TOUR 'DIAMOND EDGE' in JAPAN」2日目、7月27日の模様を、anan限定画像入りでレポートします!

文・尹秀姫

【ペンになってもいいですか!?】vol. 35

前回の横浜アリーナではムービングステージを設置し、どの席からもメンバーが近くに感じられる演出がお見事! だったSEVENTEENのコンサート。今回はさらに大きなさいたまスーパーアリーナということで、メインステージとアリーナど真ん中のセンターステージ、さらに後方スタンドからもよく見えるサブステージが花道で一直線につながれ、そこから左右に伸びる花道も用意。3万人超のキャパを誇る会場にしてはかなり近い位置からメンバーを見られる神対応でした。

S.COUPS(エスクプス)統括リーダー、ヒップホップチームリーダー

JEONGHAN(ジョンハン)、ボーカルチーム

JOSHUA(ジョシュア)、ボーカルチーム

スタートから全力投球!

「Don’t Wanna Cry」の映像が流れると、それまでまばらだったペンライトが会場を一気に埋め尽くし、同じリズムで揺れはじめます。そして王子様のような衣装に身を包んだSEVENTEENのメンバーがステージのあちこちに登場! 歩きながら、もしくはキックボードに乗りながら、大きな会場をいっぱいに埋め尽くしたCARAT(SEVENTEENのファンの名称)をうれしそうに眺めてはニコニコとお手振り。スタートから「Pretty U」「Beautiful」「Adore U」と、SEVENTEENらしい明るく軽快な曲で畳み掛け、会場をアツく盛り上げます。

最初のMCでは、会場を埋め尽くしたペンライトを見たジョンハンが「まるで宇宙にいるみたい」と言うと、宇宙というキーワードに反応したメンバーが「Space」のサビの「宇宙を漂っている気分〜」と歌いだす一幕も。そして今回のツアータイトルにもなっている “DIAMOND EDGE” にちなんで、会場全体で一緒に「エッジを効かせて!」と叫んでから、再びコンサートに戻ります。

JUN(ジュン)、パフォーマンスチーム

HOSHI(ホシ)、パフォーマンスチームリーダー

WONWOO(ウォヌ)、ヒップホップチーム

WOOZI(ウジ)、ボーカルチームリーダー

チーム別ステージでカラーを打ち出す

SEVENTEENはグループ全体としてのポテンシャルもさることながら、チームごとのステージも魅力のひとつ。今回も各チームがそれぞれの魅力をアピールすべく、素敵なステージを用意してくれました。

最初に登場したのはボーカルチームで、オルゴールやパイプオルガン、チェンバロなどを加えて思いっきりゴシック調のアレンジを施した「Don’t Listen In Secret」で客席を一気に独自の世界観に引きずり込みます。続いて登場したヒップホップチームは「Lotto」のリミックスを披露。格段に激しさを増した曲に合わせるよう、メンバー全員も攻撃力マシマシでラップ攻勢をしかけ、ヒップホップチームならではの男らしさを全開に。パフォーマンスチームは「OMG」でメンバーそれぞれが得意とするダンスの形を見せたかと思えば、「MY I」ではジュンとディエイトが細長い白い布で手をつながれたまま踊るという斬新なダンスで、観客の目を奪いました。

THE8(ディエイト)、パフォーマンスチーム

MINGYU(ミンギュ)、ヒップホップチーム

DK(ドギョム)、ボーカルチーム

本編のラストに行く前、ホシが「みなさん、実は今日、すごい女芸人さんが来てくれているんです」と言うと、ブルゾンちえみに扮したスングァンが “ぶえみ” としてAustin Mahoneの曲に乗ってステージに登場。「CARATに生まれてよかったー!」と絶叫すると、客席からも大笑い&同意の声があがりました。続いてのステージはどんな感じ?という問いかけにジョシュアが「とてもアツアツのステージです」と答えると、ホシがこの日本ツアー中、口癖のように言っていた「あっついです」という名言も飛び出し、最後はお決まりのフレーズ「エッジを効かせて」を全員で唱えてから最後のコーナーへ突入。コンサートではおなじみ「ROCK」のライブバージョンと「Chuck」「Don’t Wanna Cry」で本編を締めくくりました。

SEUNGKWAN(スングァン)、ボーカルチーム

VERNON(バーノン)、ヒップホップチーム

DINO(ディノ)、パフォーマンスチーム

想いが伝わり、伝えられる幸せ

アンコールの前には、SEVENTEENのメンバーからCARATに向けて書いた手紙を映像で公開。「いつも一緒にいてくれるCARATをいつでも笑顔にしてあげたい」(ジョンハン)、「友達のようにずっと一緒にいよう」(ディエイト)、「みんなにとって酸素のように、なくてはならない存在でいたい」(ミンギュ)と、CARATへの愛を告白してくれました。そんな感動の映像の後、SEVENTEENが後方ステージに登場し、デビュー曲「Shining Diamond」で再び会場を盛り上げると、続く「Love Letter」日本語版でメンバーそれぞれ花道へと散っていきます。そしてこの時、客席からは一斉に「마음만은 항상 곁에 있어요(心だけはいつもそばにいます)」と書かれたスローガンが掲げられ、これにはSEVENTEENのメンバーもいたく感動していた様子。そして最後、メンバーがステージから去っていくなか、前回のコンサート同様にリーダーのS.COUPSがまたしても「みなさん、SEVENTEENはまたすぐに帰ってきます!」という言葉を残して退場。また会える日まで、待ってます!

(C)PLEDIS

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