バンダイは、国内初の「ガンプラ」を主体とした総合施設「THE GUNDAM BASE TOKYO(ガンダムベース東京)」を、「ダイバーシティ東京 プラザ」7Fに8月19日(土)、オープンする。一足先に「ガンダムベース東京」に足を運んだ編集部が、その全貌を一挙紹介!

【写真を見る】エントランスには歴代のガンダムがずらりと並ぶ

「機動戦士ガンダム」シリーズのプラモデル「ガンプラ」。その“聖地”とも言えるのが、お台場に新しくオープンするガンダムベース東京だ。約600坪という広大な施設は、大きく分けて「ショップゾーン」、「ファクトリーゾーン」、「ビルダーズゾーン」、「イベントゾーン」の4つのゾーンで構成されている。

エントランスには、歴代シリーズの主人公機が勢ぞろい!そのほかのディスプレイには発売前の新作プラモデルやガンダムベース限定品も展示されており、入り口だけでも満足できるほどの展示量だ。

入ってすぐの「ショップゾーン」は約2000種の商品を取りそろえており、商品棚には約1500種のガンプラが展示されている。キットの完成品を見比べながら選ぶ、ガンダムベース東京ならではの買い方もできる。

初代「機動戦士ガンダム」から最新作に至るまで、ファンにはたまらない充実のラインアップ。モビルスーツだけではなく、ホワイトベースなど劇中に登場する艦船のキットも販売している。ガンプラの中でも最大級の大きさの「ガンダムGP03 デンドロビウム」や「ネオジオング」の展示は圧巻。根強い人気のSDガンダムシリーズももちろん取り揃えられている。

ガンダムベース東京の特徴のひとつが、購入したガンプラをその場で製作できる「ビルダーズゾーン」だ。買ったばかりの玩具は開けるのが待ち遠しくなるもの。その場ですぐ遊びたい、そんな子供のころの夢を叶えてくれるようなスペースといえるだろう。

9月2日(土)には、塗装も行えるペインティングルームがオープン。塗料や工具も販売されているため、キットとともに購入すれば本格的な機体ペイントが可能だ。経験豊富なマイスターが製作をサポートしてくれるので、初心者でも今までできなかったガンプラの作り方に挑戦することができる。

ビルダーズゾーンには、ガンプラコンテストの世界大会「ガンプラビルダーズワールドカップ」世界チャンピオンの新作展示も登場。こだわりの作品は、一見するとガンダムのイメージとはかけ離れたものも。自由な発想で作ることができるのがガンプラの魅力のひとつ。想像力によってどこまでも世界が広がる、ガンプラの新たな一面を体感できる作品ぞろいだ。

施設奥には、ガンプラの設計データや金型を実際に触ることができる体感型工場紹介ゾーン「ファクトリーゾーン」が。ガンプラ製作の貴重な資料や、キットの成型機のデモンストレーションなど、ガンプラファンのみならずとも楽しめる展示が満載。

すべてのガンプラが作られる製造拠点「バンダイホビーセンター」のジオラマや、ディスプレイ上でパーツを組み合わせるガンプラ設計体験コーナーも要チェックだ。

施設中央の「イベントゾーン」では、ガンプラのさまざまなイベントを開催予定。オープリングイベントは「ガンダムベース ビルドファイターズワールド」だ。ガンプラをテーマにしたTVアニメ「ガンダムビルドファイターズ」の主人公イオリ・セイたちの等身大フィギュアが、自ら作り上げたガンプラを手にしている姿はまさにアニメの世界を飛び出してきたかのよう。イベント限定のガンプラや設定画なども多数展示されている。

ガンダムを知らない人でも思わず虜になるような圧倒的な規模のアイテム数と展示をほこるガンダムベース東京。「ダイバーシティ東京 プラザ」フェスティバル広場に2017年秋登場する「実物大ユニコーンガンダム立像」に先がけ、買って、作って、学んで楽しめる一大施設がオープンする。ガンダム&ガンプラファンよ、お台場に集え!【ウォーカープラス編集部/国分洋平】