(台北 16日 中央社)中華郵政は16日、ユニバーシアード台北大会(19日開幕)の開催を記念した切手を発売した。大会のPRキャラクター「熊讃Bravo」のイラストをあしらったほか、切手を切り離しやすいようにあけられた「目打ち」を聖火の形にするなど、細部までこだわったデザインになっている。

発売されたのは、5台湾元(約18円)切手と15元(約55円)切手各4枚がセットになった切手シートと、25元(約91円)の切手シート。台北市政府に同日設置された特設販売コーナーには、多くの購入希望者が列を作った。

▽チケット販売、開閉会式は完売

同大会のチケット販売状況は当初、苦戦が伝えられていたが、開会式、閉会式は16日までにいずれも完売。大会実行委員会によると、試合別ではバスケットボール、野球、バレーボールの台湾対韓国戦の注目度が高く、発売からまもなく売り切れたという。

売れ行きが好調な競技はバドミントンやフェンシング、ローラースポーツ、飛び込み。この4競技はいずれの日程も完売している。一方、ゴルフや武術太極拳は販売が伸び悩んでいる。

実行委員会は、会場で各国や台湾の選手に声援を送ってもらえればと観戦を呼び掛けている。

(劉建邦/編集:名切千絵)