ウェストハムのメキシコ代表FWハビエル・エルナンデスがプレミアリーグ初戦に向けた抱負を述べた。イギリスメディア『スカイスポーツ』が11日に報じている。

 “チチャリート”の愛称で親しまれるエルナンデスは、1988年生まれの29歳。2010−11シーズンからマンチェスター・Uに加入し、在籍した4年間で59ゴールを記録した。しかしその後、2014年夏にレアル・マドリードにレンタル移籍したが出場機会にあまり恵まれず、翌年にはレヴァークーゼンへ移籍を果たす。長らくプレミアリーグの地から離れていた同選手だが、今夏ウェストハムに移籍しプレミアリーグに復帰した。古巣のマンチェスター・Uが相手のプレミアリーグ初戦に挑む“チチャリート”が、シーズンに向け次のように述べた

「僕は今とても幸せだ。僕は今ウェストハムでウェストハムのためにピッチですべてを捧げたい。それは特別なものになるだろう。なぜなら僕のプレミアリーグ復帰は僕の古巣だからだ。僕はウェストハムの一員であることが嬉しいよ。あの思い出のスタジアムに再び来て、プレーして、僕の新しいチームで勝ちたい。非常に厳しい試合になるだろうが、誰とでも戦うことができると確信しているよ」

 また、チームについて聞かれると「僕はウェストハムという、たくさんのハングリー精神溢れる選手たちがいて、非常に歴史があるクラブに来た。ここは本当に野心的なクラブであり、私たちはヨーロッパ(チャンピオンズリーグかヨーロッパリーグ)に行くことができれば嬉しいね」と言及。上位7チームに入ることを新シーズンの目標とすることを示唆した。

 そして記者にウェストハムのキープレーヤーになる気持ちがあるかどうか尋ねられると「その気持ちは重要だと思っている。僕は重要な選手になりたい。このチームを多く助けたいと思っているよ。すべてを捧げたい。」とコメント。新シーズンに意気込んだ。

 ウェストハムは12日、アウェイでマンチェスター・Uとのプレミアリーグ初戦に臨む。