ハノーファー96は、週末に行われたバーンリー戦で騒動を起こしたファン達を告発する運びとなった。このテストマッチは最後の腕試しの場となるはずだったのだが、しかしそれはわずか45分間で終焉。

前半終了間際に、300人訪れていたハノーファーのファンのうち45人が「制御不可」な状況となり警察が介入し、それでも抑えがきかなかったことから中止する判断を下している。

ビデオではハノーファーのファンが相手のホームのファンの観客席へ侵入していく様が映し出されており、またガーディアンは観客席を取り外して投げつけていたことを伝えた。

これにより器物損壊や警察に負傷者もでており、まだ実行者の特定はなされていないものの、ハノーファーはビデオや写真などを証拠として告発。現地を訪れている、ハノーファーのスタジアムで代表を務めるトルステン・マイアー氏は「断固たる姿勢で臨む」ことを宣言している。

なお11週間前に行われたザントハウゼンとのテストマッチでも、ハノーファーのファンはスタジアムを損壊させる騒ぎを起こしており、そのためその後に行われたトウェンテとのテストマッチでは警察が危険なファンが近づかないよう配慮、しかし10日前のカイセリスポルとのテストマッチでは酷いジェスチャーや言葉が相手ファンに浴びせられていた。