ジャスティン・ビーバー(23)が世界ツアーの残り全日程を中止した。24日(月)、ジャスティンは自身のウェブサイトを通し北米、日本、シンガポール、フィリピンを含む『パーパス・ワールド・ツアー』14公演を「予期せぬ事態」により中止することを発表した。同ウェブサイトに掲載された声明文には次のように綴られている。

「予期せぬ事態により、ジャスティン・ビーバーはパーパス・ワールド・ツアーの残りの日程を中止することになりました。ジャスティンはファンを愛しており、がっかりさせることは好きではありません。彼は18か月以上に渡るパーパス・ワールド・ツアーの素晴らしい経験を与えてくれたファンに感謝しています。また、6大陸で大成功を収めた150公演を支えてくれたキャストやクルーたちとこの経験を共有できたことを彼はとても嬉しく、誇りに思っています。しかし熟慮の末、彼は今後予定されていた公演を行わないことを決めました。チケットは購入した場所で払い戻しされることになります」

 関係者らによるとジャスティンは18か月間に渡るツアーにより、今後ショーを続けていくには疲労がたまりすぎていたため、残りの公演を中止せざるを得なかったのだという。

 ある関係者は『エンターテイメント・トゥナイト』に対し「6つの大陸でこれまでの1年半の間150公演をこなしてきたジャスティンはとても疲れています。ファンをがっかりさせたくはなかったものの、彼は休息が必要だったので残りのツアー日程をキャンセルするという決断を下したのです」「このツアーは長期的なもので、彼は疲れきっていました。ファンを落ち込ませるようなことはしたくなったものの、彼のファンはいつも彼の味方になってくれますからね」と語っている。

 そんなジャスティンのツアー中止の報道を受けて、ジョン・メイヤーはその決断を支持するコメントをツイッターに投稿している。

「アーティストが残りのツアーをキャンセルする時って、彼らがこれ以上ツアーを続けると重大な支障を自身にきたすかもしれないと感じたときなんだ」「最近、素晴らしいアーティストたちがこの世を去っている。僕はジャスティンは今ツアーを中止するべきだと気がついたことを賞賛するよ」