『Express』は19日、「マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、補強に満足していないと語った」と報じた。

今夏ベンフィカからヴィクトル・リンデレフ、エヴァートンからロメル・ルカクを獲得したユナイテッド。

投資額はすでに1億ポンド(およそ151.9億円)を超えており、かなり大きいものにはなっているが、主要な獲得選手はこの2名のみとなっている。

モウリーニョ監督は「満足はしていない」と言いつつ、3人目を取れればそれなりに幸せではあるとも語った。

ジョゼ・モウリーニョ

「我々は常により多くのものを望んでいる。いつも改善の余地があると感じている。移籍マーケットでの動きに満足しているとは言い切れないね。

私が言えるのは、移籍マーケットというのは難しいものであり、誰かが責任を負うものではないということだ。これが現実だ。

市場では、選手を獲得することがますます難しくなっている。不可能とは言わないがね」
ジョゼ・モウリーニョ

「全てのクラブがパワフルであるし、彼らは売りたくはないと思っている。要求は非常に高い。だからマーケットは難しい。

エヴァートンはマーケットで本当に強い動きを見せている。ルカクのお金を抜きにしてもね。

ミランも、選手を売ることなくどんどん買い続けている。したがって、現時点ではおそらく新しいオーナーの目標に依存しているのだろう。

私が言えるのはそういうことだ。昔ならば、チームを強くするために4名の選手を獲得しようと考えた。しかしそれをするのはとても難しい。

もし我々が3人目を獲得し、4人目を獲得できなかったとしても、ある程度は満足するだろう。なぜなら、難しさを知っているからね。

現時点ではロメル・ルカクとヴィクトル・リンデレフを手に入れた。私がよく知る2人の選手だ。前者は昔の教え子だし、後者はポルトガルから来た。毎週試合を見ていたよ。

私は彼らに満足している。そして、このクラブで成功してくれると思っている。

マーケットは8月31日に閉じる。まだ時間はある。監督としての目標は、常に出来るだけ早く選手を手にしたいということだ。そして、チームに組み込んで、改善させることだ」