「元カレのことがどうしても忘れられない」という人は、どんな条件が揃えば復縁できるのでしょうか。今回は、復縁までの「期間」に注目してみましょう。

一般的に必要だと言われている「冷却期間」。しかし、時間を置きすぎると彼は新しい恋を始めているかもしれないし、急ぎすぎると「めんどくさい女」と思われるかも。実際に成功した人の体験談を交えつつ、復縁の期間について考えていきます!

◆破局の原因は?


カップルの別れには、様々な原因があります。復縁を望むなら、まずはその原因をしっかりと受け止め、向き合うことが大きな一歩。
ということで、別れの原因として多い例と、復縁の可能性について見ていきましょう。

◎相手に好きな人ができた


彼氏が、別の女性を好きになってしまった場合、「復縁は難しそう」と考える人が多いでしょう。でも、冷却期間の置き方や、あなたのアプローチの仕方によっては、彼の心を取り戻せることも。

◎性格の不一致や価値観の違い


性格や価値観が合わずに別れるカップルは意外と多いもの。もし復縁できたとしても、前回乗り越えられなかった「合わない」の壁を乗り越えなければなりません。

冷却期間を利用して「価値観が合わないから一緒にいられない」という考えを「お互いの考え方や性格を尊重し、妥協点を見つけながら一緒にいたい」にシフトできれば、ふたりの新しい道が見えてくるかも。

◎相手の浮気


彼氏の浮気によって傷ついた女性が別れを選んだり、浮気が本気となって彼女をフってしまったりというケースも少なくありません。
もし復縁できたとしても、もう一度彼を信じられるかどうかはあなた次第。不安から束縛したり疑ったり、ふたりにとってツラい交際になる可能性もあります。

◎長年の付き合いの末


長い間、交際したけど彼氏が結婚を考えてくれず、別れを決意した女性もいるでしょう。付き合いが長かった分、情があったり思い出が多すぎたり、彼がいない寂しさはなかなか小さくならないかもしれません。
復縁できるか否かは、彼がふたりの将来をしっかり意識してくれるかどうかにかかってきます。

◎遠距離恋愛


遠恋で交際がうまくいかなくなるケースもあります。お互いに嫌いになったわけではないものの、すぐに会えない距離は、復縁するにあたって大きな壁となるでしょう。交際中でさえ心の距離が遠くなってしまった相手と、どう距離を縮めていくかがポイントです。

◆復縁までの期間


◎どれくらいの期間が多い?


周囲の女性たちにリサーチしたところ、実際に復縁に成功した人の多くが冷却期間として設けていたのは、別れから1ヶ月以上5ヶ月以内でした。

別れた直後の、解放感でいっぱいの男性にアピールしてもなかなか心に響きませんが、1ヶ月経つ頃には寂しかったり人恋しかったりするもの。
そこへ元カノから連絡があれば、心が動く可能性もあるでしょう。

5ヶ月以上経過すると失恋の痛みや寂しさが薄れ、新しい出会いに前向きになる男性もいます。そんな時にアプローチしても「今さら…」と思うかもしれません。

◎破局の原因によって期間は変わる?


復縁までの期間として平均的な数字はあるものの、破局の原因によって適切な時間は変わってきます。

好きな人ができて別れた場合、彼の中には相当な覚悟と想いがあったはず。新しい女性との関係を進めようとしている男性に連絡や復縁のアプローチをしても、迷惑でしかありません。

少なくとも1ヶ月以上は冷却期間を置きましょう。さらに、SNSや周りの友達から彼の情報を集めて、適切なアプローチ期を見極める必要があります。

◎他の人との交際後も復縁は可能?


彼が次の彼女とのお付き合いをスタートして、3ヶ月から半年の間は難しそうです。でも、ドキドキが落ち着いて関係に慣れる頃、彼が相手に不満を持つ可能性が出てきます。

さらに、元カノであるあなたと今カノを比べることもあるでしょう。そんな時期を狙って連絡すれば、友達として相談されたりまた会えるようになったりと、距離を縮められるかも。うまくいったら、彼の心が戻ってくることもありえます。

◎すぐに復縁する方法はある?


ほとんどの場合、復縁には冷却期間が必要ですが、破局の原因によっては、すぐ動くことで復縁率がアップするでしょう。

その一例が感情的なケンカによる別れ。お互いカッとなって言い争い、勢いで別れた場合、ふたりとも消化されないモヤモヤが残っているはずです。

冷静に話せばわかり合えることも、時間を置くほど溝が大きくなったり、無理に相手を忘れようと関係のない嫌な部分を思い出したり…。
別れて本当に後悔しないのか、わかり合えないのかを考え、もう一度話し合ってみてください。

◆復縁成功エピソード


ここで一般の女性の“復縁”体験談をご紹介しますね。

◎遠距離恋愛してた彼が…



「転勤による遠距離恋愛中、彼が趣味に夢中になってなかなか会う時間を作ってくれなくなりました。最初は頑張って会いに行ってたけど、『私ばっかり…』という気持ちが強くなって。
別れる決心を後押ししたのが、結婚について話した時の一言。『仕事も充実してるし、まだ自由な時間を楽しみたい』と悪びれずに言う彼に、一緒にいる未来が見えなくて“さよなら”を告げました。
連絡も取らなくなったけど、彼への気持ちが消えることはなくて…。3ヶ月経つ頃に彼からLINEが来て『大事にできてなくてごめん。離れてみて、お前の存在が支えになっていたことに気づいた』と。
今も遠恋が続いていますが、彼から会いに来ることが増えたんです。この前は真剣な顔で『そろそろ実家に挨拶に行こうか』と言ってくれて。一度離れてみてよかったです」

フラれたことで、自分の気持ちや彼女のありがたみに気づいた彼。遠距離恋愛でも彼女の支えがあったから、仕事や趣味に集中できたのかもしれません。
彼女が3ヶ月間連絡しなかったからこそ、彼もしっかり自分を見つめることができたのでしょう。

◎忙しさにかまけて彼に甘えすぎた



「仕事が忙しくて気持ちに余裕がなかった頃、彼氏に優しくできず乱暴な言葉を使ったり、冷たい態度を取ったり、とにかくひどくあたっていました。すると『もう無理。こんなんじゃ一緒にいられない』とフラれ…。
私は『なんでわかってくれないの?こんなに頑張ってるのに!』と自分の気持ちを押し付けるだけ。彼の気持ちを考えようとしてなかったんです。
1週間経った頃、それまでの自分を少し客観的に見られるようになってゾッとしました。こんなんじゃ好きな気持ちが冷めるのも当たり前だなって。
すぐにダメ元で彼に連絡すると、話を聞いてくれることに。反省し、謝る私に『全部を受け止めてあげられなくてごめん。でも、俺も好きな人にあんな態度を取られたらツラくて』と。
『改めるから考え直して。一緒にいたい』と伝えると『また同じようなことがあったら、次はないかもよ。でも俺も一緒にいたいから受け止められるように頑張る』と言ってくれて復縁し、その後、結婚することに。
フラれなかったら勝手な自分に気づけないままでした」

破局の原因を受け止め、自分の非を素直に認めて彼と話ができたからこそ、復縁が成功したエピソード。やはりフラれた原因をしっかり考え、変わろうとする気持ちが相手に届くことで、復縁の道が見えてくるのでしょう。

◆終わりに


復縁までの期間は、破局の原因はもちろん、お互いの気持ちや行動で大きく変わってきます。少なくとも1ヶ月以上の冷却期間が必要なようですが、場合によってはすぐに動いたほうが復縁しやすいことも。

「なんとかヨリを戻したい」という想いが先行しがちだけど、まずは自分より、相手がどんな気持ちでいるのかを把握することが重要です。
このコラムが、あなたが復縁する際のヒントとなりますように!

ライタープロフィール


Cherrysako
広島在住のママライタ-。2015年に第一子(女の子)を出産。九州で生まれ、大学進学をきっかけに県外に出る。
自身の就職、転勤をきっかけに様々な土地で暮らし、地元九州や各地域の魅力に気付く。
結婚、出産を機に食の安全や食育に興味を持ち、家族の健康を守るために勉強中。
子育てと夫婦関係の中で、家族という大切な人をきちんと大切にできるように、自分の心を特訓しながら家庭と仕事の両立に奮闘する日々。