大阪府堺市堺区にある府立三国丘高等学校。例年、4回戦まで勝ち上がりを見せる学校である。そんな三国丘は、なんと4500羽の千羽鶴を作って大会に臨む。今回は千羽鶴を作った9人いるマネージャーを代表して唯一の3年生、生賀舞さんにお聞きします。
千羽鶴を「入魂」にした理由生賀 舞マネージャー(三国丘)
――4500羽の千羽鶴を作ったとお聞きしました。いつから、どんな思いで作りましたか?
生賀 舞マネージャー(以下、生賀):秋の大会が終わってから作り始めて、保護者の方にも協力してもらって最近完成しました。やっぱり夏に勝ち上がってほしくて。冬にすごいチーム変わったんですよ。しんどいメニューだったんですけど春に急に打てるようになって、ホームランも出るようになって。変化を感じました。
――「入魂」という言葉にした理由を教えてください!
生賀:決めたのは秋です。その頃の練習で監督が「ボールに魂込めろ」とよくおっしゃっていたので、それでこれに決めました。3年生のベースボールTシャツには「努力は才能を凌駕する」という言葉を使っていたので「凌駕」にしようかとも思ったんですけど、字が難しいので誰が見てもわかるようにしました。
――夏の大会に挑む選手にメッセージをお願いします!
生賀:今までの成果を出し切れば勝てると思うので頑張って下さい!
4500羽の千羽鶴(三国丘)
ここからは西中京吾キャプテンにお聞きします!
――千羽鶴をもらった時、どう思いましたか?
西中 京吾主将(以下、西中):毎年あるんですけどいつも秋から取り組んでもらって最後の夏に懸けるマネージャーの想いもわかっているので、頑張らなあかんなと思います。
――マネージャーにメッセージをお願いします!
西中:いつも支えてもらってるのでマネージャーのためにも全員で勝ちたいと思ってます!
三国丘は、7月9日に城東工科との初戦を迎えます。頑張れ、三国丘ナイン!