わたしたちは日常的に色々なものに直で触れています。触る当人はきれいなものと認識して触っているのかもしれませんが、実はその触れたものが、想像以上に汚かったりすることもあるのです。それもかなり身近なもので。これからいくつかの身近なものを紹介しますが、いずれもトイレ以上に汚いことで知られるものです。誤って菌にまみれる事態とならないよう、参考にチェックしておきましょう。

もはや常識?!毎日触っている「スマートフォン」

今の時代なくてはならないものにまでなってきているスマートフォン。スマートフォンは食事のときやお出かけのとき、お風呂のとき、トイレのときなど、様々なシチュエーションで使用されている上、手・耳・顔にも頻繁に触れることとなるので、かなりの細菌の温床となっていることがほとんどです。ちなみにイギリスで行われた研究によればスマートフォンには、トイレの便器の実に18倍以上もの細菌が確認されたようです。いつも使っているスマートフォンながら、非常に驚きの事実ですが、知っている人はスマホケースをこまめに取り替えたり、対策をしています。

パソコンで使用する「キーボード」

仕事や家庭で頻繁に使用している方も多いでしょう、パソコンのキーボード。服や靴と違って、洗うという概念があまりないキーボードは、何度も使用するうちに、細菌の温床となってしまうケースが多々あるようです。家庭で使用しているキーボードで清潔を心がけていたとしても、仕事先やインターネットカフェ等で使用するキーボードは細菌にまみれている可能性が高いので併せて注意が必要です。ちなみにキーボードから、トイレの便座の5倍もの細菌が確認されたケースもあるようです。

財布の中の「お金」

いつも財布の中には小銭・お札に関わらずある程度のお金が入っていますよね。これら所持するお金はもちろんのこと、会計の際などに受け取るお金、ようはお金全般になるのですが、わたしたちが日常的に使用しているこのお金に限っても、非常に汚いことで知られているのです。小銭よりもお札の方が細菌が付着しやすい傾向にあるようで、中には大量の大腸菌やインフルエンザウイルスにまみれているケースも。

今回紹介した以外にも細菌の温床となっているものは多数ありますが、比較的触れる頻度の高いものに絞って紹介させてもらいました。共通して言えるのは、これら汚染されがちなものに触れた後はきちんと手を洗うことです。そのまま調理や食事を行ったりすれば、細菌をまるまる摂取してしまう事態も十分想定されます。そうならないためにも、日頃からのこまめな手洗いを心がけておきたいところです。


writer:サプリ編集部